うちはマダラの妹に生まれ変わったんだけど誰か助けろて下さい−創設期編−【NARUTO】

マダラの妹其ノ二十五 ページ25

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「ん〜ま〜 チョコ最高(もぐもぐ)」

皆さんこんばんは、温泉なうのユリです。イズナお兄ちゃんからお裾分けして貰ったチョコをもぐもぐしながら露天風呂を目指して廊下を歩いております。

「(ここのところ忙しくてゆっくり出来る時間もなかったからな〜 温泉楽しみだわ)
っと、ここが脱衣所であってるかな」

暖簾の文字を確認して"女"と書いてある方を潜り中へ入る。

脱衣場で服を脱ぎタオルをぐるりと巻いて露天風呂の出入口を開けた。

煙がもくもくと立ち込めてよく見えないが、中は案外広々としていて星空が堪能出来る様になっている。

先に髪と体を丹念に洗い流してからちゃんと入る！

今世初の露天風呂！ゆっくりじっくり浸かって疲れを癒すぜ！

「夕焼け小焼け〜手を引かれてさ〜
(…ん？何か人影的なの見えるな…先客いたのかな？)」

鼻歌歌って湯船に浸かり一息ついてると少し離れた位置にぼんやりと見えた影。煙でよく見えん。興味本位で近くまで行く。


「………は？」

「………ん？」


「「……………」」


兄弟なのに正反対の髪色。

写輪眼に似た赤色の目。

両頬と顎に走る傷。


千手扉間が、そこに居た。


互いに無言になり今の状況を理解(したくはないが)する為にフル回転。


「はああああああああああ？！？！」


三秒理解で絶叫した私は悪くない。


あーあﾞあﾞぁぁぁぁぁあああ!!!←



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