一般人(転生者)は呪術師になるらしい。【呪術廻戦】

第50話 東京都立呪術高等専門学校 入学者4名 ページ50

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東京都立呪術高等専門学校に新たな術師の卵が入学した。

今年は1年生が4人と、去年よりも1人多い。年中人手不足で悩まされる呪術界には嬉しい朗報だ。

しかも、4人の内1人は貴重な反転術式を使え、他者にも施す事が出来るというではないか。

反転術式を使える術師は貴重だ。更に他者にも使用可能という者は少ないので大切に育てたい人材である。



だが、今年の1年生にはあの" 忌痣(いみし)の児(こ)"がいるらしい。



良くも悪くも…否、忌痣の児は呪いに好かれ愛されるが、その末路はまあ悲惨なものだ。人に好かれるならまだしも、あの呪いを惹き寄せるのだからロクなものではない。

それに、その体質のみならず特級過呪怨霊"ヌル"という訳のわからない呪いに取り憑かれているときた。

上層部からしたら即処刑といきたい所だが、神楽坂瑞の情報によると、ヌルは安定しており被呪者である"一条昊"が命の危機、また敵意を向けられたりしない限りは表に出る事はなく、主従関係が成立しているので命令でもない限り他者に害をなす事は絶対にないと言う。


「それに こんなに強力な怨霊が味方ならこっちの戦力が増えて万々歳だろ。オマケに呪いに好かれるなら呪霊を祓うのにも大いに役立つ メリットだらけだ。

まあでも、それでもオマエらがぎゃーぎゃー騒ぐんなら 万が一…は、起きねえだろうけど もしもの事態がありゃあ俺か悟(・)が対処すりゃ問題ねえだろ」


との事で、彼女の入学は認められ何事もなく高専1年として迎えられる。



一般家庭出身でありながら、高度な"反転術式"の使い手。

"家入 硝子(いえいり しょうこ)"


同じく一般家庭出身でありながら、呪いを降伏させ取り込む事で自在に操る"呪霊操術"の使い手。

"夏油 傑(げとう すぐる)"


夏油傑の幼馴染みであり"忌痣(いみし)の児(こ)"及び、特級過呪怨霊ヌルの被呪者、"氷雪呪術"の使い手。

"一条 (いちじょう) 昊"


そして、御三家のひとつである"五条家"の相伝の術式…"無下限呪術"と"六眼(りくがん)"を持って生まれ、後に最強となる無限の使い手。

"五条 悟(ごじょう さとる)"



上記の4名が入学を果たしたのだった。





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続編出来ましたァ！！！

一般人[転生者]は呪術師を目指すらしい。-青い春編-【呪術廻戦】

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