うちはマダラの妹に生まれ変わったんだけど誰か助けろて下さい−疾風伝編−【NARUTO】

マダラの妹其ノ二百四 ページ4

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三週間ぶりに里に帰ってきた。相変わらず賑やかで平和な空気が流れている事に安心しつつ、修業から帰還したナルトの姿を探す。

「うーん 見つからないな〜 手紙受け取ったの一週間ちょい前だったし…物語的に今は砂隠れの方か？」

我愛羅奪還作戦ならもう帰ってきてるはずなんだが…。

「あ！シオンの姉ちゃんー！」

元気な声が背後から聞こえ、振り返ると木ノ葉丸が手を振って走って来ている。任務帰りなのか、服に少し汚れがある。

「よっ、木ノ葉丸 任務終わったの？」

「おう！さっき終わったばかりだコレ！」

「元気だねえ あ、今度また皆で甘味処一緒に行こーよ 新しいお店が出来るんだってさ。もちろん私の奢りだよ？」

「ホントか？！ウドンとモエギも誘っていいのかコレ？！」

"パアアアア"と顔を綻ばせて嬉しそうにする木ノ葉丸。やっぱり子供って可愛いよね。

木ノ葉丸にナルトを見かけなかったか尋ねると、さっき中忍試験準備委員会の近くで見かけたそうだ。

お礼言って木ノ葉丸と別れ、一度向かってみようと足を進めるけど、足を止めて少し思案する。

「(雰囲気的にもう我愛羅奪還作戦は終わってる？だとしたら…次は新しいメンバーでの任務だったな)」

一度火影邸に行くか。

そう思い、私は目的地を変えて走り出した。




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