うちはマダラの妹に生まれ変わったんだけど誰か助けろて下さい−原作編2−【NARUTO】

マダラの妹其ノ百十 ページ10

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カンカンカン…

ガチャガチャ ガンガン…


工事音が響く中、私とサクラちゃんは少々暇を持て余しながらタズナさんの護衛に着いている。

暇なので呼吸の型をやりながらだが。

「…ねえ、あんたのその剣術って独特よね」

「？…んー、そうだね これはうちは一族の人間以外はほとんど使わないからね」

教えたのカガミとかうちはの子供と…扉間位だったかな？たぶん。

「この剣術にはいくつか型があってね、自分の体にあった呼吸を身につければ最大限の力を発揮出来る」

「"呼吸"？息の仕方で何が変わるの？」

「先生か親が言ったことない？"走る時は鼻から吸って口で吐け"って。
呼吸の仕方を変えれば血流が良くなって全身隅々まで酸素が行き渡るし…健康にも良いからね」

「そんなの初めて知ったわ…」

全集中の呼吸・常中はそれよりも大変だけどね。

多少の雑談を挟みながら時間は過ぎ、今日の建設は夕方で終わり町へと食材を買いに立ち寄る。

町民は皆うつむき加減で歩いていて活力…生気がまるで感じなかった。抜け殻、という言葉がピッタリと当て嵌る感じだ。

八百屋でひと悶着あったがまあ取り敢えず事なきを得た(？)ので何ともなかった。…サクラちゃんのあの蹴りは素晴らしいな…。

そして夜、皆揃っての夕食となった。

「(もぐもぐもぐ…)」

「(ガッガッ)」

「(ガッガッ)」

………(汗)。

「「おかわり！(バチバチ)」」

全く同じタイミングでおかわりの要求をしてるナルトとサスケ。

流石ブラザー(あながち間違ってはいない)。

でもね二人共、吐くのは違うから。



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