うちはマダラの妹に生まれ変わったんだけど誰か助けろて下さい−原作編2−【NARUTO】

マダラの妹其ノ百二十八 ページ28

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里へと戻り、家に帰るとシスイ兄さんとオビト兄さんにメチャクチャ騒がれた。Cランク任務で怪我をするとは思わなかったらしい。

事情を諸々説明すると、オビト兄さんが三代目の所に突撃しようとしたのをシスイ兄さんと必死に止めた。

住宅が用意されるまで一緒に住む事になったのでシスイ兄さんが白の頭を撫でこして｢何はともあれ よろしくな！｣と、見事なお兄さんスマイルを発揮すると白がポロポロと泣き出したので｢テメェ何泣かせてんだ｣と、再不斬が殺気出しまくってるのをオビト兄さんと止めたりして大変だった。

サスケは一連のやり取りを半目で見ていた。いや助けてよ。



そして、白の圧倒的な主夫力がやばかった。



家事をひと通り教えたら完璧にこなし、部屋は常に清潔な状態が保たれ、料理は店出したら繁盛間違いなしの腕をしていた。
再不斬…お前毎日この料理食べてたのか…胃袋掴まれたんだね。

リンさんも夕食にお邪魔して感激していた。

それに白の髪も綺麗なのでリンさんが楽しそうにヘアアレンジしててほっこりしてた。白はベタ褒めされて照れまくっていた。

再不斬は白を取られて少しムスッとし、オビト兄さんはリンさんを取られてキィーッてしてた。

再不斬は兎も角、オビト兄さんまだ告ってもないでしょうが。

「再不斬さん！似合ってますか？」

「……良いんじゃねェの」

「(パアアア！)」

幻覚かな、白の後ろに尻尾がはち切れんばかりにブンブン振ってるのが見えた。



「……オレも髪伸ばそうかな」

誰に言うでもなく、ちょっぴり涙を流しながら密かに決意したオビトだった。



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