うちはマダラの妹に生まれ変わったんだけど誰か助けろて下さい−原作編2−【NARUTO】

マダラの妹其ノ百十五 ページ15

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イナリ君に嫌われたかもしれん…(泣)。

朝起きて挨拶しようとしたらあからさまに避けられた！怒ってる、絶対怒ってるのよあの子ぉ！

サスケとサクラも何か反応微妙だしィ！
ナルトはぐっすりだし！！

…つか今日再不斬来んじゃんー…つーことはガトーショコラが来ちゃうじゃーん…。


余計な事口走んなきゃいいんだけど。


ぐっすり熟睡中のナルトを起こさずに私達は橋へとやって来たが何やら様子がおかしい。

走り寄ると、工事関係者の人全員が血を流して倒れている。

タズナさんは驚いて意識がまだある一人に何があったのかを尋ねると、｢化け物｣と一言呟くと気絶した。

タズナさんを私達の方まで引き下げると同時に、辺りには霧がかかり始める。間違いなく霧隠れの術だ。

早速お出ましだ…！


『久しぶりだなカカシ 相変わらずガキを連れて…また(・・)震えてるじゃないか…かわいそうに…』


濃い霧が立ち込め、声が反響したと思ったら、周囲に突如数十体の再不斬の水分身が出現する。

だけど前の様にサスケは怖気ついたりしない。


ガガガガガガガガ！！


バシャアァァァアア


一瞬サスケの姿が消えたと思ってら、周囲の再不斬の水分身をクナイ一本で片付けて見せた。

もうサスケには水分身は通じない。

「強敵(ライバル)出現ってとこだな…白」

「そうみたいですね」



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