マダラの妹其ノ百二十六 ページ26
色々聞かせたくない事が全っ部聞かれてしまった。
完全にブッチ切れた私はものすごいニッコニコ笑顔でガトーショコラに近付いていく。
ガトーショコラは最初はヘラヘラしていたのだが、私の纏う雰囲気が相当ヤバいと感じ取ったのか、大量の部下達に「アイツらを殺せ」と命令するとさっさと後ろの方へと逃げて行く。
逃がさねェよゴラァ(怒)。
Qちゃんの異能力を発動して人形の頭を破る。
武器で攻撃しようとした人達は、ほんの少し切っ先が私の肌を斬っただけで即詛いが発動して周囲を攻撃し始める。
前方の馬鹿達の異常状態を感じ取った残りの人達は逃げ出そうとするけどここは橋の上。逃げたきゃ飛び降りなきゃならない。
しかし私は逃がしません♡あんたらの
逃げようとしたアホ共に態とケガをしに行って片っ端から詛いをかけて精神汚染を進めていく。
そして、とうとうガトーショコラを追い詰めた。
その姿は非常に情けなく、先程までの傲慢な態度とは大違いである。
あちらこちらからポタポタと血が流れ落ちるが、特に拭うこともせず放置したままガトーショコラに声を掛ける。
「最期に 何か言い残すことは?」
「ヒィッ、た、頼む!命だけは…命だけは助けてくれ!もう二度とこんな事はしないと約束する!許してくれ!」
ガバリと土下座をして許しを乞うガトーショコラ。
だが、その腹の中は私や国の人々、部下達への怒りや役立たずの能無しだと罵り、自己保身の為の一時凌ぎの虚偽を述べて逃走の機会を伺ってるに過ぎない。
「……顔を上げてくださいガトーさん」
私はニコリと子供を安心させる為の笑を浮かべ優しく声を掛ける。
私の言葉に従い恐る恐る顔を上げるガトーは、笑顔を見てホッとした表情をする。
私は無言で刀を地面と水平に持ち上げて顔から笑みを消し、無表情にガトーを見下ろした。
「─────地獄で赦しを乞い 永劫苦しめ」
容赦なく私は首を撥ね飛ばした。
ガトーは最期に「助けてくれ」と呟いていた。
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レキ(プロフ) - mokaさん» コメントありがとうございます!良かった!ちゃんた画像が貼れた…(泣)。 (2019年12月18日 23時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 一番下のリンクのやつが見れました! (2019年12月18日 22時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 今度こそちゃんと見れる! はず!! (2019年12月18日 8時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - mokaさん» ちゃんと申請したのに?!Σ(゚д゚lll) (2019年12月18日 7時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - イラストのページが見つかりませんって出ましたー(泣) (2019年12月17日 23時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レキ | 作成日時:2019年10月24日 7時