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ページ17

『ぐっ…重すぎる』




先生は酷すぎる
たまたま宿題を忘れただけなのに放課後、居残り+荷物運びに
この逢坂さんを使うとは…




これでもか弱い女子だぞ
普通、男子に頼むでしょ






『んげ、ここから階段かよ』





…あー…誰か助けてくれないかな
そんなふうに神頼みをしていると
階段を下りてくる足音が聞こえた




















「えー、うそーそうなのー?」



「まじまじーてかこの後、俺の家くるー?」



「やだーっ!」

















リア充爆発しろ…
しかもあのカップル、私をチラ見してきやがった
絶対後ろで「可哀想」とか言ってんだろうな







『よし、気合いいれますか』





腰を落とし、段ボール箱を持とうとした瞬間
後ろに気配を感じたのと私に黒い影が被さった









「…逢坂、手伝うぞ」















どうしよう、この横に歩いている老けが…げふん
真田がめっちゃカッコよくみえるではないか





「逢坂、ここでいいのか?」




『…あ、うん。ありがとう…』




男子の力は偉大だ
一瞬でことが終わってしまった



「…お、逢坂」




『はい』




「何かおわ…「おーい、真田ー、探したよー」…む、ゆ、幸村!」





真田の言葉は魔王様の言葉によって遮られた




「あれ?逢坂さんも一緒だったの?よかったねー真田!逢坂さんに会えて!」



真田の横にいる人物は
ニコニコと黒い笑みを浮かべている




「ゆ、幸村!それを言うな!」


真田の目が激しく泳ぐ
そして顔も赤い






え?なに?もしかして?








『さ、真田くん…私のこと好きなの…?』




「君のこと好きになるわけないだろう」



魔王、怖い




「…む、すまない。好いてはおらん」




くっ、胸が苦しい
あれ、視界がボヤけるぞ?
ふっ、別に泣いてないから!





「真田はね、君にお詫びに何かしたくてずーっと君を探していたんだよ?」




『やっぱり、私のこと好きじゃん』

柳くんと切原→←真田くん



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ゆら(プロフ) - 今更感パないけどコメントしたくて。この話めっちゃ好き。めっちゃ笑っちゃいました笑笑 以上。 (2020年5月14日 17時) (レス) id: 3adbed999c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょす。 | 作成日時:2019年10月7日 11時

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