4 ページ5
ご飯を食べて、私達はドライブをしながら
先輩の過去の話をしていた
『そんなことあったんですね』
「‥だから暫くは女はいいんじゃ」
二年前、同棲していた彼女に浮気されたらしい。
しかも彼女は男を家に連れ込んでいた
『先輩、イケメンだから浮気なんてされないと思ってました。むしろするほうかと』
「‥慰めてくれとんのか?優しいのぉ‥ただ、最後のセリフはいらんな」
『‥本当のことを言っただけです』
「俺はこう見えて一途じゃよ」
『ふーん』
チラリと車に備え付けてある時計をみると
もう23時だ
楽しい時間って過ぎるの早いんだな
「ほら、家まで送っちゃるよ」
『いや、悪いです』
「もう少し、Aちゃんと話したいからな」
‥そんなこと言われたら無理だ
yesとしか言えないじゃないか
・
・
『今日はありがとうございました。凄く楽しかったです』
「俺も楽しかった。彼氏と仲良くするんじゃよ‥また飯ならいつでも」
‘また’ 次があってもいいのだろうか
いや、
次があってほしい。その考えしか出てこない
『また、連絡します』
車から降りようとドアに触れる
「Aちゃん」
先輩の声が聞こえ、振り返った
先輩と目が合うと
グイッと引き寄せられた
「悪い子じゃの」
と耳元で囁かれた
まるで悪魔の囁きかのように
催眠術にかかってしまった
私は先輩しか見えなくなってしまった
52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょす。(プロフ) - たかなしさん» コメントありがとうございます‥!面白いと言っていただけで本当に嬉しいです(;-;)また次回も頑張りますので宜しくお願い致します( ´∀`) (2018年12月14日 6時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
たかなし(プロフ) - この度は完結おめでとうございます!面白くて読む手が止まりませんでした。これからの執筆楽しみにしています。 (2018年12月13日 22時) (レス) id: 57413c3b15 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす。(プロフ) - かきょくん大好きさん» コメントありがとうございます!しっかり更新していきますのでカッコいい仁王くん見守っていてください!( ゚∀゚) (2018年12月9日 16時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
かきょくん大好き(プロフ) - 仁王くんがカッコイイ!更新頑張ってください!応援してます^^ (2018年12月9日 12時) (レス) id: e22d5a2052 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす。(プロフ) - 凛樹さん» 凛樹さん…!こちらこそありがとうございます!スーツ姿の仁王くんに言われたくて…まだまだたっっくさん萌萌させますぞー!(は?)更新頑張ります! (2018年12月2日 22時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちょす。 | 作成日時:2018年12月1日 13時