主探し☆15日目 ページ17
薬研side
薬「た…いしょ?」
あまりに急なことでつい言葉にでてしまった。
別に見た目が大将に似てるってわけじゃない。
むしろ、大将と逆だ。
大将と違って髪も長いし、髪色は大将は赤というよりもう少し焦げ茶色混じりだし、目の色も緑というより青ってかんじだ。
でも…直感で大将に似た何かを感じた。
それに、知らない奴に大将だなんて言われれば普通の人なら“なんだこいつ”みたいな感じに見られる。
でも彼女の目はまるで俺たちをしっているようで、それでいてどこか怒りを感じられるものだった。
すると、乱や、厚まで大将といいだした。
3人も思うだなんてやっぱり大将なのか?
いや、でも審神者になる前の大将は俺たちのことを全く知らなかった。家が代々審神者やってるとは言っていたが、それにしても知識が無さ過ぎるようだった…
そんな大将が俺たちをしってる風に見るか?
普通は見ない。
乱が彼女の肩を掴んだ瞬間に、彼女の中の何かが湧き上がり、乱の手をはたいた。
次の瞬間、彼女は倒れた…
うまくは聞き取れなかったが、倒れる瞬間何か言っていたような…
倒れた彼女は、モブ1とモブ男に運ばれた。
俺たちはというと…
山姥切も一緒に“夕夏”と呼ばれていた奴に無理やり引っ張られ屋上にきた。
シーーーン。。。。
皆、特に山姥切はなんで連れてこられたかわかっていないようだった。
すると、沈黙を破ったのは彼女だった。
夕「勝手に無理矢理連れて来てごめん。 私の名前は 霧島 夕夏。一応、鈴那の親友。あー鈴那ってのはさっき倒れた子、奥野鈴那ね。よろしく。」
4人「よっよろしく…」
山「なぁ、倒れた奴と話してた3人はともかく、なんで俺までつれてきたんだ?」
確かに山姥切の旦那は鈴那と話してない。呼ぶ必要があったのか…?
夕「そのことなんだけど…単刀直入に聞くわね。なんで学校に通ってるの…?
刀剣男子である貴方たちが。」
えっ…なんでそのこと…。
26人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:姫鶴ありす | 作成日時:2017年5月10日 22時