そらる A型インフルエンザ ページ40
5.坂田さいど
そらるさんがインフルにかかった。とセンラからグループの方にLINEが入った。もうすぐ交代時間かな。
坂田「お邪魔します」
センラ「あ、坂田」
坂田「そらるさんどう？」
センラ「さっき食べたゼリー戻しちゃったけど、それ以外はあんまり変わってない。あ、でも熱は上がったわ」
坂田「ん。わかった。ありがと」
センラと交代する。依然として顔色は悪いし寝苦しそう。少しでも楽になるように頭を撫でたり手を握ったりした。
そらる「んー、ゲホッゴホッ」
坂田「また咳出てきちゃいましたね…」
苦しそうなそらるさんの背中をさする。喉が痛むみたいで、唾を飲むと同時に顔をしかめた。
そらる「のど、痛い…」
坂田「ずっと咳してますもんね…。起き上がれます？のど飴あるんで舐められますか？」
起き上がってきたそらるさんを支えて口を開けてもらってのど飴を口に入れる。横になって飲み込んじゃうと危ないからそのまま抱きしめて背中をさすった。
そらる「…ん、ちょっと、良くなったかも」
坂田「なら良かったです。寝れそうですか？熱上がってるし寝ましょ」
そらるさんの胸のあたりをトントンと叩く。少しずつ目が閉じてきて、眠りについた。そういえば熱測ってなかったなって思って、一言言って体温計を挟む。熱は38.8℃。下がったことには下がったけど、まだまだ高熱の域。インフルだし、なかなか下がらないだろうな。
そらる「んー、んんぅ…。いったぁ…」
坂田「そらるさん？どうしました？」
そらる「関節、痛い…」
寒気はないか、どこの関節が痛むのかを聞いて、あまちゅにLINEで保冷剤を持ってきてもらうように頼む。連絡をしたあと、すぐにきてくれた。
天月「坂田ー、持ってきたよー」
坂田「ありがとう。そらるさん、痛いところ冷やしますね」
そらるさんが痛いって言っていた肘と手首と膝を冷やす。寒気は落ち着いたみたいだから、おでこに冷えピタを貼って、頭の下に氷枕を敷いた。
はふはふと苦しそうに息をするそらるさん。天月すんとふたりがかりで汗を拭いて着替えさせた。
天月「そろそろ交代時間じゃない？俺変わるよ」
坂田「ほんま？お願いします」
あまちゅにバトンタッチ。熱は上がりきっただろうからもう一息だ。
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ちょこれいと - ぶっちーさん めちゃくちゃ待たせてしまってごめんなさい。゜(´∩ω∩｀)゜。課題に追われてて…。更新も頑張ります！ (2020年6月4日 18時) (
レス) id: 5bd17d09cc (このIDを非表示/違反報告)
ぶっちー(プロフ) - 更新停止じゃなくて良かったです(´；ω；`)楽しみにしてました！これからも更新頑張って下さい！！ (2020年4月16日 21時) (レス) id: 29621b88aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれいと x他1人 | 作成日時：2019年12月12日 17時
