そらる A型インフルエンザ ページ41
6.天月さいど
夜、坂田からLINEが来た。保冷剤を6個、タオルに包んで持ってきてほしいとある。保冷剤ということは熱が上がりきったんだろう。ということで、冷えピタと氷枕も持っていくことにした。
保冷剤を関節に当てて、冷えピタを貼って、氷枕をしいて。坂田と二人でそらるさんの汗を拭く。そんなこんなで交代時間が来たので、坂田と交代して、そらるさんの看病に当たった。
そらる「あまつき、おなかへった…」
寝起きのぽやぽやした声でそう呟く。シェアハウスの方のグループにLINEを入れた。
天月今手空いてる人いますかー?
うらたぬきはいはい。どうした?
天月そらるさんお腹すいたみたいで、なんか作ってほしいんですけど…
うらたぬき食欲出てきたか。良かった良かった。何がいいかな
ちょっと聞きますねーってことで、そらるさんに何が食べたいか聞くと、雑炊が食べたいと返ってきた。
天月雑炊食べたいそうです。お願いします
了解！と返ってきたので既読だけつけて、いつの間にか起き上がってたそらるさんの横に座った。
天月「どうしました？」
そらる「なんか、ふわふわする…」
倒れてきたそらるさんを抱き止めて、ベッドに寝かせた。
うらたぬき「はーい、持ってきたよ。…って、そらるさん寝ちゃった？」
天月「さっき寝ちゃって」
そらる「んー？なんか、いい匂いする…」
ボーッと起き上がってきたそらるさんに、うらたさんと二人でふふっと笑う。
天月「一人で食べられますか？」
小さくうなずいて、雑炊を口に運んだ。３分の２くらい食べたところで運ぶ手が止まる。
そらる「ごめん、全部食べれると思ったんだけど…」
うらたぬき「大丈夫ですよ。薬飲んで寝ちゃいましょうか」
めんどくさい…。ってブツブツ呟きながらも薬を飲んだそらるさん。うらたさんが雑炊を持って出ていくのを見送って、まだ熱いそらるさんの頭を撫でた。
作者です。今回、結構長くなりそうです。多分このお話が終わったら移行します。
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ちょこれいと - ぶっちーさん めちゃくちゃ待たせてしまってごめんなさい。゜(´∩ω∩｀)゜。課題に追われてて…。更新も頑張ります！ (2020年6月4日 18時) (
レス) id: 5bd17d09cc (このIDを非表示/違反報告)
ぶっちー(プロフ) - 更新停止じゃなくて良かったです(´；ω；`)楽しみにしてました！これからも更新頑張って下さい！！ (2020年4月16日 21時) (レス) id: 29621b88aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれいと x他1人 | 作成日時：2019年12月12日 17時
