そらる A型インフルエンザ* ページ39
※嘔吐表現あります。苦手な方はUターンをお願いします。
4.センラさいど
夜中の2時30分。配信が終わってそろそろ寝るかって思ってたらまふくんからLINEが来ていた。そらるさんが体調を崩したらしい。看病セットを持って部屋に入る。できることなら看病を変わろうと思ってたんだけど、きっと相方の方が安心すると思って、俺は部屋に戻って寝ることにした。
そしてお昼の12時。昼ご飯を食べ終わって何しようかと考えてたら坂田からLINEが来た。
坂田センラ、今大丈夫?
センラ大丈夫やで。どしたん?
坂田そらるさんめっちゃ熱高くてさ、病院連れて行きたいから保険証探してもらってもええ?できればでいいんやけど運転もしてほしい
センラ了解。とりあえずそらるさんの部屋行く。保険証見つけたら車用意するから待っとって
ありがとうとスタンプが来た。既読だけつけて、そらるさんの部屋に向かう。病院に行って、薬局で薬を買って家に戻って。ベッドに寝かせたところでそらるさんが目を覚ました。
そらる「ん、センラさん…?」
センラ「センラです。さっき病院行ってきました。インフルだそうです。なんか食べられそうですか?」
そらる「わかんないけど、ゼリーなら食べれるかも…」
椅子から立とうとすると寂しそうに袖を掴んできたのでうらたんにLINEをして冷蔵庫からゼリーを持ってきてもらうように頼んだ。
うらたぬき「入るよー」
センラ「うらたん。ありがとうな」
うらたぬき「一応飲み物も持ってきた」
センラ「助かるわ。ありがと」
じゃ、と言って部屋を出るうらたん。かっこええなぁ。そらるさんにゼリーを食べさせて、薬を飲んでもらって寝かせる。しばらくは眉間にしわを寄せたり寝返りを打ったりで寝苦しそうだったけど、すぅすぅと寝息が聞こえてきた。一安心だ。
安心したのもつかの間、急に起き上がって口元をおさえるそらるさん。無理させちゃったかな。持ってきておいた洗面器を口元に当てて背中をさすると何度か嘔吐いて吐き出した。
そらる「はぁ、も、いい…」
センラ「はい、これで口ゆすいでください。水飲めそうですか?」
口をゆすいだあと、一口、二口と水を飲んだ。戻す感じもないし、大丈夫そうだな。
センラ「すみません、ちょっと無理させましたね」
そらる「俺も、食べれると思ってたし…」
センラ「熱上がっちゃいましたね。寝ましょ?」
さっきよりも熱くなった体を抱きしめた。
66人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょこれいと - ぶっちーさん めちゃくちゃ待たせてしまってごめんなさい。゜(´∩ω∩`)゜。課題に追われてて…。更新も頑張ります! (2020年6月4日 18時) (レス) id: 5bd17d09cc (このIDを非表示/違反報告)
ぶっちー(プロフ) - 更新停止じゃなくて良かったです(´;ω;`)楽しみにしてました!これからも更新頑張って下さい!! (2020年4月16日 21時) (レス) id: 29621b88aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちょこれいと x他1人 | 作成日時:2019年12月12日 17時