【銀魂】保健室のセンセーは私の旦那さん！2

お姫様 ページ37

ゴーカートが終わる頃には薫も晋弥ももうヘトヘトだった。
まだ一つ目の乗り物なのにね。

薫｢うーん...あ、あれ乗ろ！｣

復活した薫が指さしたのはメリーゴーランド。

晋弥｢ぼくも！｣
薫｢みんなで乗ろ！｣

｢そうだね。晋助、いいでしょ？｣
高｢...まぁ。｣

晋助がメリーゴーランドに乗るなんて銀ちゃんが居たら爆笑してただろうね。
私も笑いそうだし。


メリーゴーランドの台の上に乗った。
馬に乗るには小さすぎるから、晋助と薫、私と晋弥で馬に乗った。

ゆっくりと回る台にゆっくりと上下する馬。
回る景色を眺める。
なんか、優雅なひと時だった。


台の動きが止まって降りようとしたけど、馬が高い位置で止まってしまって足がつかなかった。
それに気づいた晋助が薫を先に降ろして、その後私の手を取って降ろしてくれた。

｢ありがと。｣
高｢礼言われるようなことしてねぇよ。お姫様｣

｢ばッ！？お姫様！？何言ってんの！？｣

高｢顔真っ赤だぜ｣

｢からかうな！｣

急にそうやってイケメンになるのやめて欲しい。
心臓が持たないし。



薫｢ママ？｣

｢ぅえ！？薫？どうしたの？｣

びっくりして変な声出たし！
もう全部晋助のせいだし！

薫｢あれなに？｣

薫が指さす方は...

｢あぁ、あれは空中ブランコだよ。乗りたい？｣

そう聞くと嬉しそうに頷いた。
わかりやすいな。


｢じゃあ行こっか。｣


薫の手を取って空中ブランコの方へと歩いた。

空中ブランコ→←ゴーカート

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