〃 ページ8
白龍「アリババ殿？」
モル「アリババさん？」
白龍とモルジアナが首をかしげる
我に返った
アリ「わ、悪ぃ！お前の髪色、紅蓮さんにそっくりだなーって！」
「紅蓮さん？それは長髪で、左目の下に不思議なマークのある人？」
アリ「そうだぜ……ってお前、何で知ってんだ？」
目の前のガキ(多分、転校生)は見たことのないはずの
紅蓮さんの特徴を見事言い当てた
驚くオレをよそに、こいつは首をかしげるだけ
「何で知ってるって…。そりゃあ
「アラジン！何やってんのさ」
A！」
アラジン、という名前もどこか懐かしかった
銀髪の笑顔の女のAという名前も
「ごめんね。怪我はないかい？」
アリ「あ、はい」
「僕はアラジン、こっちはA！」
「よろしく。僕達とあと二人、転校生なんだ。どうか仲良くしておれくよ」
白龍「よろしくお願いします。お二方」
モル「よろしくお願いします」
白龍とモルジアナはごく自然に挨拶を交わす
オレは違和感を感じながら、Aの手をとり立ち上がった
「あっちでジュダルが待ってるよ。それにユナンも探さなきゃ」
「えー？お兄さんすぐふらふらするんだから」
「いつもの方法使いたいとこだけど、生憎人が多い」
「そっか。それなら大変だね」
ユナン。ジュダル。
Aと目が合った
すると途端に違和感は消えた
「じゃあね！アリババくん、モルさん、白龍お兄さん」
「また後で」
そう言うと二人は行ってしまった
モル「…あっ、後少しでチャイムが鳴ってしまいます！」
白龍「アリババ殿、早く行きましょう！」
アリ「お、おうっ！」
そしてオレ達も、自分のクラスへ駆けて行った
･
(あれ、そういえば…)
(名前なんて言ったっけ？)
**********
「アリババくんはやはり白ルフだね」
「そうだなー。気づくのが異常に早い」
「やっぱり僕らはまた出会ったね」
「それはそうさ。ルフの輪廻が巡る限り、ずっとだよ」
-end?-
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←もしものお話 *現パロ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：弱虫道化師
| 作者ホームページ：
作成日時：2014年4月4日 16時
