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影桜と元暗殺者の初恋 ページ6

ほとんど会話ばっか
****************




『ねぇジャーファル。ずっと気になってたんだけどさ』


ジャ「何ですか?」


『その花の耳飾り的なもん、なに?』


ジャ「あぁ、これですか。懐かしいですね……」


『…懐かしむのは後にしておくれよ』


ジャ「すみません。…これはですね、私の初恋の人の私物です」


『……え?ジャーファルそんな趣味あったの?』


ジャ「違いますよ!相手から渡されたんです」


『"次に会う時まで、これを持っていて"。みたいな?』


ジャ「まぁそんな感じですね」


『暗殺者でも恋するんだ』


ジャ「恋愛は個人の勝手でしょう。…それに、相手も暗殺者でしたし」


『え。なにそれすごい』


ジャ「けど途中で彼女は姿を消しました。ほとんど私のせいですけど」


『ふーん…。……じゃあさ、貸してよ!』


ジャ「え!?ダメに決まってますよ!」


『別にその耳飾りとは言ってないよ!?何か彼女に渡したい物とかある?』


ジャ「え?えーと……ではこれで」


『手紙?いいのぉ?これで』


ジャ「はい。…しかし、何故いきなり?」


『勘だよ勘』


ジャ「嘘くさいですね。未来でも視ました?」


『ホントだよ。てか未来視るのは疲労激しいしきらーい』


ジャ「そうですか…。なら、Aの勘を信じますね」


『うふふ。ありがとうねぇ』


ジャ「はいはい。頼みましたよA」


『もっちろん!』











(そんな約束を交わした数ヵ月後)
(煌にて、影桜と藍色は出会う)



****************

花の耳飾りは、鬼徹の白澤の右耳についてる古銭の耳飾りの
花バージョンと思ってください

もしものお話 *現パロ→←影桜と黒いマギの独白



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作者名:弱虫道化師 | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年4月4日 16時

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