味見【乙骨憂太】

味見 ページ16

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＿＿＿＿拝啓数分前の私へ





今私は乙骨憂太になぜか抱きしめられています。




どういう事ですか。





数分後の私より＿＿＿＿＿




教室の扉開いてすぐだから動きたいんだけど…と思いながらなんとか抜け出そうと試みる。あ、無理だわこれ(諦め)




「なに抱きついてんだ、離れろ」




「え、、なにもしかして真希お前……」




「た、たかな！？」




「なに勘違いしてんだ！」





ねぇ、真希以外…いや真希も特に助けてくれる素振りしてねぇや。いつも通り3人でじゃれ合ってるわ、私もそっちがいいなぁぁぁ あ、パンダ投げられた




いやじゃれ合ってないでとっとと剥がしてくんねぇかな…とか思ってたら乙骨から声がかかった





「…おはよ、Aちゃん」



『っあ、オハヨウゴザイマス……』





あっれ、ちょっとなんか目が昨日の狩る目になってんな？？？？？ちょっっっと私この人のスイッチ分かんない。もしかして地雷原でタップダンスしてんのかな私……








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「…おい、アイツなにやらかしたんだ？」



「真希が一番分かってんだろ」



「しゃーけ」



「なーんのことだか」



「あまり憂太をいじめてやるなよ」



「ツナツナ」





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