Another Strawberry−2− 【stpr】【マフィア】

#9 サイバーセンセーション ページ32

−ころんside−

『フゥ･･･。こんなもんかな！』

る「わ〜〜流石です！ありがとうございます！」

はいっ！どうも皆さん、ころん君ですっ！
今日は、るぅと君家にPCの修理に来てました！なぜかと言うと･･････

る「いや〜。まさかみるくんが僕の飲みかけのコーヒー倒して、それがPCにかかるなんて･･･w」

『いや笑い事じゃないよー！気をつけてよねー？』

るぅと君は「はーい･･･」と苦笑しながらそう答えた



『じゃあ僕は帰るけど、しっかり療養してるんだよ？』

靴を履きながら僕は言った

つい4日前、あの訓練の日
なんとるぅと君は誘拐された子供を助けに行って、犯人の男から暴行を受けたとか
本人は平気がってたけど、怪我をしていた上風邪の気もあったため、自宅で静養となったのだ

る「はい！もちろんです！」

『じゃあね〜』



帰路へついた僕は少し考え事をしていた

『(るぅと君、あのトラウマ克服できたんだなぁ･･･。すごい･････

莉犬君も辛い過去を乗り切って、今まで生きてきたんだもんね･････

あっ、そういえば最近ジェル君も何か変わったな･･･。前よりももっと生き生きしてる･･･



･･･皆、変わっていってるんだ･････)』

まださんさんと輝いている太陽を見上げた






その時



プルルル プルルル

『ん？ジェル君から？』

『もしもし〜？』と通話を始めた途端、切羽詰まった声が聞こえてきた

ジ『ころちゃん！早よアジトに戻って来てくれ！！』

『え、ど、どうしたの！？』




ジ『アジトのPCがウィルスに浸食されて、データが奪われそうなんや！！！』




前代未聞の緊急事態に、僕は急いでアジトへと向かった

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