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「お前らAに何したん？」
聞いたことの無い冷たい声。しかし女達は気付いていない。
「ショッピ様ぁ。Aちゃんが、私たちを陥れようと」
「……そうなん？」
「どうやら私は彼女達のストレスの原因らしいです。よって、陥れてはいませんが、不快感を与えてしまっていたのは確かですね」
「Aはこういう女やねん。どうする？クビか刑罰か」
ショッピは、Aの後ろから抱きつき、ニヤリと笑う。
「っ、そんな女の、どこがいいんですか!?」
「さあ？分からへんなぁ」
そのままショッピは、Aを抱えて医務室に向かう。
「あのー、歩けるんですけど」
「ええから。大人しく運ばれろって」
鍛えているだけあって、ショッピに運ばれるのはとても安定感があった。
「アイツらどうする？」
「確かに、上官に手を上げるのは良くないですけど、私みたいに殺そうとはしてないじゃないですか。……許してあげません？」
ショッピの怒りは収まらない。そうしているうちに医務室に着いた。
「Aちゃんどうしたの」
「色々ありまして。生理中だったのでしょうか」
「うわそっくり」
デリカシーの無いところも似ている。話の経緯を知らない鬱先生は、首を傾げる。ショッピが説明すると、あぁ、と鬱先生が声を漏らす。ペタッと頬に湿布を貼られて、ムギュっと眉を顰める。
「臭い……」
「じゃあ大先生。あとお願いします」
医務室を出て行こうとしたショッピの手を掴んだAは、首を横に振る。
「ちょっと、待ってて下さい」
「っ!?……ん」
それがショッピの心にドストレートに刺さった。口元を手で隠して、小さく答える。
「っはは、もう終わったし行ってええよ」
「ありがとうございました」
ショッピと共に医務室を出て、自室へ連れて行く。
「これ、お借りしていた上着です。ありがとうございました」
「ん、ああ」
上着を受け取り、ショッピはお礼として紙袋に入っているお菓子をつまんだ。
「……マカロン？」
「街で見つけて、可愛かったので買って来ました。嫌いでした？」
「いや、貰うわ。ありがとう」
ショッピはAの部屋を後にして、ソっと上着を羽織る。
(ええ香り……)
Aの匂いに包まれている感じがして、幸せだった。
「……あぁ、情けないわぁ」
自分しか居ない廊下にそう吐き捨てて、ショッピは前を向く。先程までの惚けた顔ではなく、1人の軍人としての顔に戻っていた。
(まさか、コネシマさんの妹にねぇ……)
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通行人G - 感想ではなくすみません！他アプリなのですがプリ小説に同じのをあげていますか?同じのを見つけてしまいまして... (1月24日 2時) (
レス) @page1 id: c45e3cd912 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - クサイ演技やなぁで、俺も乗っかったる…つまりknさんもあれは演技…？めっちゃ気になる！！！！ (2022年1月13日 13時) (レス) @page50 id: b03ee76d2f (このIDを非表示/違反報告)
あああ(プロフ) - うぅぅ…sm〜〜(泣)早く真相が知りたい…何かの演技なんでしょう…！？そうと言ってぇ！！(泣)(なんか、お話に影響受けてか、ドラマみたいになった…) (2022年1月13日 0時) (レス) @page50 id: 90d5684779 (このIDを非表示/違反報告)
柚衣 - knさん…いや、私はknさんを信じます。でも。。。泣けるよぉ( ；∀；) (2022年1月12日 23時) (レス) @page50 id: a954c39e8d (このIDを非表示/違反報告)
ライ@Mallow - 嗚呼…泣いちゃうよぉ…。でもknsmさんの事だからどうにかして一番良い方法取るんだろうな…信じてますよぉ……(号泣)(やっぱり貴方様最高) (2022年1月12日 21時) (レス) @page50 id: 74ae029d2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年1月5日 18時
