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グルッペンは言わずもがな、持ち前の魅力あるオーラと透き通った顔立ち、文句のつけどころがない容姿。目を引かれるのは当たり前だ。それに加えて、鍛えられてしっかりと筋肉のついたいい体に、幹部からもイケメンだと揶揄される程の顔立ちのコネシマ。そしてその妹のA。
そこだけ、別世界のような雰囲気が漂っている。
「グルッペン総統閣下。お初にお目にかかります。私、T国軍司令官のベズリールと申します。病気がちの書記長に代わり、私が参加させていただくことになりました。どうぞ、よろしくお願いいたします」
「ああ、リンズ書記長によろしく伝えといてくれ」
こういう場はグルッペンも肩が凝るらしい。先程から肩を手で解している。
「シャンパンはいかがです？」
ボーイが聞くので、Aは貰うことにした。
「A」
「はい」
コネシマは、Aの手からシャンパンを奪うと、1口飲む。
「ん、大丈夫や。安心して飲み」
どうやら毒味をしたらしい。グルッペンは俺の時にはそんな事しないじゃないか、と不満を口にする。
「お前、妹が毒飲んだら大変やろ。俺の妹の大事な体に後遺症残ったらどうすんねん」
もう、コネシマは隠さなくなった。Aが満更でもない顔をするため、コネシマはしっかりと妹扱いをするようになった。それに安心する幹部と、おもんないなぁ、と残念がる鬱先生。
「ありがとうございます」
しかし、Aはまだ接し方が分からず敬語のままだ。
その時だった。グルッペンと同じ序列の他国の軍トップの人間がやって来た。グルッペンとは顔見知りらしく、堅苦しい挨拶は抜きに、楽しそうに話をしている。
「……グルッペン、お連れさんの名前は？」
「……Aだが」
男は、Aの前に膝をつき、手を差し伸べる。
「Aさん。僕と1曲どうですか」
自分より彼は立場が上だ。拒否権は無い。
「はい、是非」
Aが席を立ち、会場へ連れられる。
「そう怒るな。俺に止める権利は無い」
「怒ってへん」
Aを連れて行った男を睨みながらコネシマが答える。結果的には、周りの視線を一気に集めるくらいに上手だった。
軽快なステップと滑らかな踊り。心做しかAの表情も楽しそうだ。
踊り終えると、拍手が巻き起こる。戻って来たAは、グルッペンに一礼して席に座る。
「素晴らしい踊りだった」
「ありがとうございます」
「A。めっちゃ可愛かった。会場に居る女の中で1番や」
「……そりゃどうも」
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通行人G - 感想ではなくすみません！他アプリなのですがプリ小説に同じのをあげていますか?同じのを見つけてしまいまして... (1月24日 2時) (
レス) @page1 id: c45e3cd912 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - クサイ演技やなぁで、俺も乗っかったる…つまりknさんもあれは演技…？めっちゃ気になる！！！！ (2022年1月13日 13時) (レス) @page50 id: b03ee76d2f (このIDを非表示/違反報告)
あああ(プロフ) - うぅぅ…sm〜〜(泣)早く真相が知りたい…何かの演技なんでしょう…！？そうと言ってぇ！！(泣)(なんか、お話に影響受けてか、ドラマみたいになった…) (2022年1月13日 0時) (レス) @page50 id: 90d5684779 (このIDを非表示/違反報告)
柚衣 - knさん…いや、私はknさんを信じます。でも。。。泣けるよぉ( ；∀；) (2022年1月12日 23時) (レス) @page50 id: a954c39e8d (このIDを非表示/違反報告)
ライ@Mallow - 嗚呼…泣いちゃうよぉ…。でもknsmさんの事だからどうにかして一番良い方法取るんだろうな…信じてますよぉ……(号泣)(やっぱり貴方様最高) (2022年1月12日 21時) (レス) @page50 id: 74ae029d2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
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作成日時：2022年1月5日 18時
