第26話 ページ30
｢提案？｣
｢ああ、俺の部下にならないか？｣
｢…どういうことだ？｣
｢いや、今のベニマルの話にもあったように、6人は俺の部下になってもらった。6人もAと一緒に居ることを望んでるし…良ければどうかなーって。｣
｢…ありがたい申し出だが、断らせてもらう。｣
｢理由を聞いても？｣
｢私に名をくれた友との約束なんだ。誰も屈せず、誰のもとにもつかず、誰にも頭を垂れないと。大切な約束なんだ。だからそれを破ることは出来ない。すまない。｣
｢なるほどな…。｣
｢これは私個人の約束だ。だからベニマルたちは関係ないし、迷惑だと言うならすぐに出ていく。介抱した恩を返せと言うなら、できることならなんでもする。だから彼らはここに置いておいてはくれないか？｣
｢え？いや、何も出て行けとは言わないよ！？ベニマルたちにも！｣
｢、でも配下でもない私がずっとここにいるわけには…。｣
｢じゃあさ、友達でどうかな？｣
｢友達？｣
｢ああ！せっかく出来た同じ境遇の仲間なんだ！それに、強さも俺と変わりない、というよりワンチャン俺より強いし…みんなも文句は言わないと思う！
だから俺と友達、同格じゃ駄目か？｣
｢私としてはありがたい申し出だが…｣
｢つべこべ言わん！決定！これからの国づくりの手伝いもして欲しいし！｣
｢な…！ふふ、分かったよ。じゃあ改めて…これからよろしくね、リムル。｣
｢こちらこそ！｣
そう言って私は人型のリムルと握手を交わす。
と、すると爺と蒼に名前をつけなきゃだな。
若たちに付いた名前をもとに、漢字で表せるような名前を考える。
｢それじゃ…蒼はソウエイ、爺はハクロウだ。｣
私が名付けをした途端2人の体が光り…無事鬼人へ進化できたようだ。
それと…若、いや、ベニマルには渡したいものもある。私は亜空間からあるものを取り出す。
｢ベニマル、これを持っていてくれ。｣
｢っ！これは、｣
｢長の刀の鍔だ。…これしか回収出来なかった…すまない。｣
｢いや、ありがとう、本当に…！｣
そう言ってベニマルは鍔を大切に懐へ仕舞う。
｢本当に…Aには助けられてばかりだな…。｣
｢私は何もしてないさ…むしろ、私があの日里を留守にしなければ…｣
｢いや、俺たち皆Aに助けられたんだ。感謝してもしきれんほどにな。｣
｢っ！そう言って貰えるなら…嬉しいよ。｣
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ミィ - 16話なんですが、戦いを先に仕掛けた（?）のは、オーガの方だと思います。アニメを見れば、若（紅丸）が『はやとちりをしてしまった。』『許してくれ（セリフ全く違うけど意訳的な）』って言ってたから仕掛けたのはオーガだと思います。私もアニメを見て (11月15日 16時) (
レス) @page19 id: cc284cb664 (このIDを非表示/違反報告)
紅白の巫女 - めっちゃ続いてるんだ…すごい。まだ途中だけど恋愛要素あるんですか？ (11月9日 13時) (レス) @page8 id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
おもろー - 38話の上から4行めが、リザードマンではなくリザードンになっています。おもしろーー！！ー！ー (11月8日 21時) (レス) @page42 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
ウニャ - 守護者は（マモルモノ）ですか？ (2022年7月8日 18時) (レス) @page4 id: cef953226b (このIDを非表示/違反報告)
ウニャ - 助言者は（タスケルモノ）ですか？ わからないんです、教えてください! (2022年7月8日 18時) (レス) @page2 id: cef953226b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年8月30日 22時
