22話 ページ22
「顔色悪いけど、どうした?」
おそらく、顔にでるほど落ち込んでいた俺を見兼ねて万作が声をかけた。
「俺のせいで、Aが泣いちゃってさ…。」
「お前が?」
万作は心底驚いたように、何があったんだと言いたげな顔をした。
俺は事の顛末を話した。
Aと吹雪さんが仲良く話しているのを見ると、すごくイラついたということ。
「俺、最近おかしいんだ。」
万作は真剣に聞いていたが、話し終えると笑いを零した。
「ふっ。」
「なんで笑うんだよ。」
「こう言うのも何だけど、」
どこか楽しそうな様子で万作は口を開いた。
「お前って、モテるのに、マジで慣れてないよな。ピュアというか。」
言われた意味がよくわからない。
「なんだよ、ピュアって。」
俺の問いに万作は答えなかった。
「ぼーっとしてると、盗られちゃうかもなってこと。」
ますます意味がわからない。
「ま、自分でよく考えてみろよ。」
それ以上は何も教えてくれなかった。
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ゆい - キャー (2020年2月15日 13時) (レス) id: 2c2dc05fa8 (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - ぴーすけさん» そうなんですね笑 ええ!怖い話面白いじゃないですか!苦手なんですか…わかりました!わざんざコメ返しして下さり有難うございました!またどこかで!! (2019年10月6日 23時) (レス) id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ◎SaEさん» 多少黒歴史なので恥ずかしいです。(笑)でも、記憶に留めていただいて、そんなことまで言っていただけて本当に嬉しいです!こちらこそありがとうございます!!私、怖い話大の苦手なんですよねえ(汗) (2019年10月6日 20時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - ぴーすけさん» 霧野咲って見覚えあるな、と思いまして笑 よく考えたら作品沢山読ませてもらっていました。イナイレ こんなにハマったのも霧野咲さんの作品を読んだことも一つだと思います、有り難うございました!あと私もイナイレシリーズで怖い話書いてます。良ければ是非! (2019年10月6日 5時) (レス) id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ゆーみやンさん» ありがとうございますっ!!! (2019年10月4日 22時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーすけ | 作成日時:2019年9月16日 11時