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「だ、大丈夫ですか……?」
いきなり大声を上げたかと思えば、急に黙り出した私を色々な意味で心配したのだろう。
友也は割とまじなトーンの声でそう聞いてくる。
「うん、ごめんね。北斗って、どっちかというとカッコいい系だから、『Ra*bits』の北斗ってイメージ出来なすぎて……」
「……わ」
わ?
何だろう、急に下向いて震えてだして……?
「わかります!北斗先輩って、カッコいいですよね!」
そう言ったかと思えば、友也は私の手を握り、顔をキラキラさせる。
そういえば、友也って大の北斗好きだったっけ。
けど、わかるよ。
北斗、本当にカッコいいもんね。
でも、それはそうとしてちょっと距離が近いかな?
友也だけじゃなくて、今だにほっぺたを触ってくるスバルも。
「楽しそうなんだぜ!俺も混ぜて欲しいんだぜ!」
そしてそれに便乗してこないで、天満くん。
もう収集がつかなくなって、訳分かんない状況になってるから。
具体的に言うと、スバルは私のほっぺたを触り続け、友也は私の手を握りながら北斗のカッコ良さについて語り続け、そんな友也に天満くんは抱きついている。
ね?訳分かんないでしょ?
「……何してんだ?お前ら?」
そんなよく分からない状況に現れたに〜ちゃん先輩は多分救世主なんだろう。
そんな期待を込めて、私は突然部屋に入ってきたに〜ちゃん先輩に助けを求める事にした。
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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時