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少しの間、私に誇らしげな顔をしていた晃牙はふと思い出したように零にいさんの所へ文句を言いに行った。
葵兄弟はそれを笑いながら諌めている。
私がそんな彼らの様子をしばらく見ていると、たのも〜う、というスバルの言葉ととも扉が開いた。
今さらだけどスバルたちに連絡するのを忘れたいた事に気づき、少し焦る。
「どこだっ、A〜!」
「ここだよ、スバル」
スバルの声に反応して、私は慌てて駆け寄る。
すると、スバルは満面の笑みを浮かべて抱きついてきた。
「よかった〜!無事だったんだね!」
急にいなくなってにも関わらず、連絡しなかった私の事を心配していたのだろう。
本当に申し訳ない。
「うん、ごめんね?連絡もしないで」
「大丈夫だよ!気にしないで!」
「何か事情があったんだろ?」
「ううん。ただ単にお喋りしてたら、忘れただけ」
私がそう言った瞬間、皆は面食らった様子でぽかんとした。
恐らく、もっと切羽詰まった状況だったから連絡が出来なかったと思っていたのだろう。
それが全然なんとも無い所か、仲良くお話ししていたのだ。
そんな私を見た皆は怒りを通り越して、もはや呆れている。
うん、本当にごめんね。
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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時