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「え、ちょっと待っ……」
「夏目なら、きっと大丈夫だよ!二人ともスバルと仲良しっていう共通点もあるし、私も応援するから!」
北斗と仲良くなりたかったのなら、さっきの行動も納得だ。
他クラスの私が、夏目と同じクラスの北斗と仲良くしていたら、嫉妬くらいするよね。
もしかしたら、夏目がよく授業をサボるのは北斗にああやって構って欲しいからなのかもしれない。
「A、だから……」
「北斗と仲良くなりたい気持ち、わかるよ!優しいもんね!」
「いや、本当に違うし誤解だヨ!」
夏目はいつもとは違う焦った様子で、私に食って掛かる。
「照れなくてもいいのに」
「はぁ……もういいヨ、それデ。」
「え?何か言った?」
夏目の声が小さすぎて、最後の言葉が聞き取れず、私は思わず聞き返した。
「いや、大丈夫だヨ。」
「そう?なら、いいんだけど。……あっ、そういえば、昼休みどこに行ってたの?」
その後の出来事が濃すぎて、忘れていた。
私はもともと夏目に用があって2年A組の教室に行ったんだった。
「ちょっと、転校生の子に話があってネ。」
「むぅ、私には近づいちゃダメって言ったのに。」
「ごめんネ。ただ、ちょっとAの言っていた"転校生ちゃん"の性格と彼女の性格が一致しなくて。」
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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時