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「……逆先、か。なら俺はそろそろ教室に戻るとしよう。Aの事、頼めるか?」

北斗は夏目の行動に少し驚いた顔をした後、すぐにポーカーフェイスに戻って、そう言った。

「当たり前だヨ。」

そんな北斗に対し、夏目はどこか不機嫌そうな様子だ。

「そうか、頼んだ。あと、少しは授業に出てくれ。じゃあA、また後でな。」

「あっ、うん!ありがとう!」

急な展開についていけず、少し呆然としていまったが、北斗の言葉で我に返り慌てて私はそう言い返した。
というか、夏目はどうしてそんな不機嫌そうなんだろう。
あと、やっぱり授業に出ていない事が多いんだね。

「えーと、夏目?どうしてここに?」

北斗が保健室から立ち去り、夏目と二人っきりになったので私は疑問を口にした。
すると、夏目は私が横になっているベッドの近くにあった椅子に腰かけてそう答えた。
授業、大丈夫なのかな?

「バルくんがAは保健室にいるっていうからだヨ。」

「そっか、スバルが。」

「それより、さっきホッケ〜くんと近すぎじゃなかっタ?」

私に物言いたげな顔をずいっと近づけて、夏目はそう言った。
もしかして夏目、嫉妬してる?

そこまで考えて、私はあることに気づいた。
そして、思わず笑ってしまった。

「……そっか、北斗と仲良くなりたかったんだね。」

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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時

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