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そして、それから1分が立つと真緒はさっき言った通り、元に戻った。
本当に何だったんだろう?
「大丈夫?」
けど、やっぱり私は心配だったので一応聞いてみる事にした。
すると、真緒はさっきと打って変わった落ち着いた様子で答えてくれた。
「あぁ、お陰様でな。それより、お前の方こそ平気か?何か顔色、悪いぞ?」
顔色が悪い?
さっきよりはだいぶましになったんだけどな。
「うーん、さっき倒れちゃったからかな?」
「……は、はぁ!?お前、保健室で今すぐ休めよ!」
一瞬、間を置いてから真緒は急に顔色を変えたかと思うと、何やら慌てた様子でそう言った。
「え?でも……」
「いや衣更の言う通り、Aは保健室に言って休むべきだ。」
北斗は私に対して申し訳なさそうな顔をしている。
責任を感じているのかな。
「じゃあ、俺はそろそろ生徒会の奴らと合流するよ。北斗、Aの事を頼んだぞ?」
「了解だ、任せてくれ。……それとA、気が利かなくてすまない。」
そんなに気にしなくてもいいのに。
そういえば、こういう展開がゲームにもあったような気がする。
それで、確か北斗は転校生ちゃんが嫌になっちゃったかもしれないって、思うんだよね。
実際はそんな事なかったし、私も皆の革命に協力する気満々だ。
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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時