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「ご、ごめんね?真緒。私が足引っ張ってるせいで……」
あまりの自分の不甲斐なさに、泣きそうになりつつ、私は真緒にそう言った。
「えっ?あぁ、こっちこそ急に大声出してごめんな?……てか、これはこれでやりづれぇ。」
怒られるだろうなと思っていたけど、予想に反し、真緒は何故か苦笑しながら、逆に謝られてしまった。
あれ?
怒ってるんじゃなかったの?
私は不思議に思い、思わず首を傾げる。
「怒ってないの?」
「怒ってないけど、ちょっと待って!」
そう真緒は私の問いに答えてくれたものの、顔を手で隠しながらしゃがみこんでしまった。
「真緒!?どうしたの!?」
急に具合が悪くなってしまったのだろうか。
そう思って、慌てて近寄るも真緒自身にストップをかけられてしまった。
「あー、1分!1分で元に戻るから、ちょっと待って!まじで!」
「僕は痛いほど、よくわかるよ!衣更くんの気持ち!破壊力抜群だもんね〜!」
「あはは、サリ〜可哀想☆まあ、ウッキーと同じで、気持ちは分かるけどさ?」
私と違い、二人は真緒の言っている意味がわかるらしい。
えーと、つまり真緒は大丈夫って事でいいのかな?
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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時