12 穴があったら ページ13
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「うあ〜…。何だよそれ…。袖引っ張るとかどこのヒロインだよ…。恥ずか死ぬ…」
「いやぁ、昨日のA可愛かったぞ〜?あっはっは、ひい、お腹痛い」
「あーもう兄さん笑いすぎ!!」
んん、はいもうこの話終わり!いいな?と、俺がそう強く言うと、
兄さんはわかったわかった、と言ってくれた。
本当に分かっているんだろうか…。
俺が頭を抱えてうなっていると、兄さんが俺に合わせたい奴らがいるんだ、と話し出した。
さっきの添い寝事件(後に小南が命名)ですっかり忘れていたが、確かにそんな話もあった。
昨日SEで視たんだった。
分かったと承諾の返事をし、何時ごろ会う予定なのかを聞く。
すると、お昼頃。という返事が来た。
あれ、待て待て。さっきちらっと見えた窓の外の太陽は、結構高い位置に昇っていた。
恐る恐る、今は何時…?と聞くと、いい笑顔で11時42分だな。と返される。
なんというギリギリな時間。
ひとまず兄さんに昨日のことも含め礼を言い(添い寝事件は頭の隅に追いやった)顔を洗いに下へと降りた。
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マツリ - 面白いです!!見ててほっこりします...(*^^*)少し質問なんですけど、男主くんの目ってどんな雰囲気を持っていますか?クールとかつり目とかでかいとか... (2018年12月23日 20時) (レス) id: c4efd4a77a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春夏秋冬-ヒトトセ- | 作成日時:2017年3月19日 22時