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第52話 ページ16

「誰だあの人は?」

「噂に聞いた煌帝国の姫さんか!?」

人々の声が耳に入る。
八人将やシンドバッドさんではなく、私は部外者なわけだ。
国の人々も不満かな…とは思っていたけれど…。

「いいぞ姫さん!!獲物を捕らえてください!」

「噂通り綺麗な人だな…」

そうでもなかったようだ。
お褒めの言葉まで貰って、私は少々調子に乗ってしまった。
獲物の前まで来たのはいいけど、捌き方がわからない。

獲物の攻撃を避けながら、私はシンドバッドさんに尋ねた。

「シンドバッド王〜!!これどうやって捌くんですか〜?」

「そうだな〜。普通の三枚おろしにして分けやすい大きさに斬ってくれ〜」

お互い遠くから叫ぶ。
私は「了解で〜す!」と叫んでから、再び獲物と向き合う。
さて、まずは動きを止めなきゃ。

私は武器化魔装した槍を回し、円月輪に形を変える。
そして思いっきり獲物目掛けて投げた。
円月輪は獲物の周りに弧を描き、私の手もとに帰ってきた。

氷の絶壁(グレモール・サルグジュルフ)!!」

私の声にあわせ、先ほどの弧にそって、地面から氷の絶壁が出てきた。
冷気により、獲物は動きが鈍くなる。
円月輪を槍に戻し、今度は弓として構える。

氷聖弓(グレモール・カウス)!!」

巨大な氷柱を、獲物のひれ目掛けて射る。
ひれを押さえつけられた獲物は、完全に動きが止まった。
あとは三枚おろしにするだけ。

今までの技を応用して、何か出来ないかな。

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作品ジャンル:アニメ
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綺晶(プロフ) - AKB☆love☆さん» え…私の画力をですかあああ!?((すみませんありがとうございます!! (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
綺晶(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます!頑張ります☆ (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
綺晶(プロフ) - 唯苺さん» 了解です!ありがとうございます!! (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
綺晶(プロフ) - 天猫さん» ありがとうございます!!続編を過去のお話にするか少し未来のお話にするか迷っています(笑) (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
綺晶(プロフ) - AKB☆love☆さん» わわ、ありがとうございます!続編のネタ考え中です(笑) (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺晶 | 作成日時:2013年4月15日 19時

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