第51話 ページ15
現場は海の近くの広場。
陸に乗り上げた大きな魚は、“アバレウツボ”というらしい。
「うわ〜！こんな魚、煌の迷宮生物軍にもいないよね〜！」
「なんだか怖いわよぉ。帰りましょうよA〜」
「これから狩りが始まるんだから！これからだよこれから！」
八人将の狩りを間近で見れるなんて、こんなに貴重な体験はない。
白蓮兄様に似て好奇心の強い私は、とっても楽しみだった。
「八人将のお出ましだ！！」
国民の一人が声を上げる。
崖の上に立つ八人の姿。
やはりこうして公の場に立つと、彼らが普通の人間ではないことがわかる。
おくから、シンドバッドさんがやってきた。
「さて、今回の獲物は…誰に任せようか」
それを聞いて、私はぴくりと反応した。
まだ決まってないんだ…もしかしたら。
私は双剣を抜き出し、体内の力を剣に込める。
そして―――
「シンドバッド王よ！！」
彼らのいる崖に向かって飛ぶ。
そう、私は今、全身魔装をしているのだ。
「…！？A皇女！？」
ジャーファルさんが目を見開いた。
そりゃそうだ。仮にも煌の皇女である私が、いきなり魔装をして目の前に現れたのだから。
「
私も、その狩りに参加させていただけないでしょうか？」
「えええ！？」
紅玉とジャーファルさんが同時に声を上げた。
八人将の皆さんも、驚いた表情をしている。
ただ、シンドバッドさんだけは、笑顔だった。
「そうか。狩りをするのも、世界のことを学ぶのに必要だ。
お前たちも、それでいいな？」
シンドバッドさんが八人将の皆さんに向かって言った。
皆さんの表情は不満顔ではなく、むしろ楽しみにしてくれているような笑顔だった。
「仰せのままに、王よ！！」
紅玉だけは不安そうな顔をしていたけど、
私は気にせず獲物のもとへ向かった。
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綺晶(プロフ) - AKB☆love☆さん» え…私の画力をですかあああ!?((すみませんありがとうございます！！ (2013年6月7日 19時) (
レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
綺晶(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！頑張ります☆ (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
綺晶(プロフ) - 唯苺さん» 了解です！ありがとうございます！！ (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
綺晶(プロフ) - 天猫さん» ありがとうございます！！続編を過去のお話にするか少し未来のお話にするか迷っています（笑） (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
綺晶(プロフ) - AKB☆love☆さん» わわ、ありがとうございます！続編のネタ考え中です（笑） (2013年6月7日 19時) (レス) id: 679d8677c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺晶 | 作成日時：2013年4月15日 19時
