私の許嫁は赤毛のあの人【練紅炎】 (ページ10)

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レベルページ10

貴方｢ありがとう白龍。優しいのね｣
白龍｢いえ…A殿は家族を殺した奴らのことを恨んだりはしないのですか?｣
貴方｢しないわ｣

まさかの回答がきて白龍は驚く

貴方｢私の国は皆誇りを持っている。皇族、貴族、平民、武士、そんなの関係なく皆誇りを持っているのです｣

この場にいる人達の目線は全てAへと送られる

貴方｢あの内乱も、互が己の誇りのために戦ったのでしょう。ならばそれは我ら倭国の人間らしい散り方。恨む必要もない｣

"そうでしょう?"とAはみんなに問うが黙り込んでいる

紅明｢…Aさんはとても強い女性ですね｣

素直な感想をいうと…

貴方｢当たり前でしょ!私の異名は《撲殺の女王》!!!このような異名を持つ私が弱くでどうするのよ紅明!!!!!｣
紅明｢…ｸｽｯそうですね｣

みんなで笑い合う、こんな時間も悪くない

紅炎｢用も済んだことだ。皆仕事へ戻れ｣
全｢はーい｣

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貴方｢さぁ私はどうしましょうか｣

…特にすることもないからなぁ

貴方｢…暇つぶしに水遊びでもするかな｣

※Aにとっての水遊びは超能力で水をいろんな形に変形させることが水遊びです!決して池に入ったりはしません

貴方｢♪｣

ぴちゃぴちゃ

貴方｢ウォータードラゴン完成☆｣
紅炎｢ほぉ。これは凄いな｣
貴方｢うえええええ!?!?!?｣

Aは勢い良く後ろに振り返る腕を組んで立っている紅炎がいた

貴方｢な、なにしてんの!?びっくりしたんだけど!?｣
紅炎｢ｸｽｯ｣
貴方｢笑わないでよ!!!｣

紅炎は"すまなかった"と言いながらAの脇に腰を下ろす

貴方｢仕事はいいの?｣
紅炎｢今日やらねばならぬことは全てもうやった｣

…お仕事お早いのですね…

紅炎｢にしても、相変わらずお前の超能力は凄いな｣
貴方｢超能力ってね、七つのレベルに分けられてるんだよ｣

サイコキネシスで遊びながら言う

紅炎｢レベル?｣
貴方｢そう。超能力は持っててもその力の強さは人それぞれなの｣
紅炎｢…初耳だな｣

紅炎は興味深そうにAを見るその目は好奇心でいっぱいだった