私の許嫁は赤毛のあの人【練紅炎】 (ページ7)

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はいいいいいいい!?!?!?!? ページ7

紅明｢というかなぜ今の話の内容からその話になったんですか｣
紅炎｢何か気分を変えることがないかと思ったのだ｣

…ビックリさせるのですか…?

紅覇｢でもそれは早く言っておいた方がいいよねぇ｣
紅炎｢そうか｣
紅明｢兄王様はこれからどうするのですか?Aさんを｣

紅明はただの好奇心で紅炎に聞いた

紅覇｢…ここに住まわせるよねぇ?｣
紅炎｢あぁ、親同士が決めたとはいえ許嫁だ。それにあいつにはもう帰る場所はない｣

ここから追い出すなどできん

紅覇｢じゃあずっと一緒なの!?!?!?やったー!!!!!｣

紅覇はすごい上機嫌で廊下を歩いていった

紅明｢兄王様、どうかAさんをよろしくお願いします｣

紅明もぺこりと礼をして自分の持ち場へ戻った

紅炎｢…｣

一方紅炎はAの後ろ姿を見つめるだけ

紅炎｢…はぁ｣

そしてAの元へ足を運ぶ

サクッ

背後から草を踏む音がしたゆっくり振り返ってみるとここの皇子、紅炎がいた

貴方｢紅炎様どうかしました?｣
紅炎｢…今のお前に言うのはあれかもしれんが、言っておきたいことがある｣

"なんでしょうか"と頭を傾げる

紅炎｢単刀直入に言う。俺とAは許嫁だ｣
貴方｢…はぁい?｣

Aは思わず聞き直した

今紅炎様はなんと…?

紅炎｢だから、俺とお前は両親が勝手に決めた許嫁同士だと言った｣

…………………………

貴方｢はぃぃぃぃぃぃぃぃいいいい!?!?!?｣

城の中にAの声が響き渡った

貴方｢それは本気で仰ってるのですか!?｣

今まで気が落ちていたのもすっかり忘れている

紅炎｢この俺が冗談でこんなことをいうと思ってるのか｣
貴方｢いや全く｣

…まじですか…私と紅炎様が?

貴方｢…すみません、今全く頭がついていかなくて…｣
紅炎｢仕方ないだろう、突然このようなことを言われたのだ。混乱するのは当たり前だ｣