アルマ・トラン ページ23
貴方「そうだアラジン!私のことを教えてくれる?」
アラ「あぁ、そうだったね!」
アラジンはAと面を向かわせる
アラ「これからいうことは全部本当のことだからね?」
貴方「わかったわ」
アラ「Aお姉さんは僕と同じ世界にいた人なんだ」
……同じ世界にいた人?え?ここじゃないの?
アラ「僕たちはアルマトランのものなんだよ」
貴方「アルマトラン…」
ずきっ
貴方「っ…」
突然の頭痛がAをおそう
アラ「大丈夫かい!?」
貴方「大丈夫よ、っ…続けて」
アラ「う、うん。僕はウーゴくんから君の名前を聞いていたんだ。ここに来る前から」
アラジンはふ、と笑う
ウーゴくんから…?
アラ「ウーゴくんは"あっちの世界へ行ったらA様と言う方を探してくれ"って言ってたんだよ」
なんで…私っ
ずきっ
貴方「あぁ!!」
アラ「Aお姉さん!」
アラジンに名前を呼ばれた瞬間頭の中で何かがフラッシュバックした
貴方「あ…あ…」
目からゆっくりと落ちる涙
頭の中に流れてくるのは昔の記憶
貴方「そ…か…私は…」
アラ「君はソロモンに認められ、そして僕たちマギとともにいるべき存在、マギの女神(ゴッデス)なんだよ」
Aはゆっくりと伏した顔を上げる
貴方「アラジン…私…」
アラ「気にしなくていいよ!!でもAお姉さんは僕たちのゴッデスの生まれ変わりなんだ」
"それを忘れないでおくれ?"と言う
貴方「うん…でも私ルフに好かれてないな…」
昔はマギのようにたくさん周りにルフがいたし力を使おうとすれば集まってきた
アラ「きっと力は眠ってるんだよ!!」
貴方「そっか…ありがとう、アラジン」
二人は微笑みあった
貴方「よし!元気でた!」
すくっと立ちあがるA
アラ「そうだ、Aお姉さん」
貴方「え?」
アラ「あのね、アリババ君のこと、許してあげてね。アリババ君悪気はなかったんだよ」
とても申し訳なさそうな顔をするアラジン
貴方「当たり前でしょ?それに私そんなこと気にしてないもの」
"大丈夫よ"とアラジンの頭を撫でる
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白桜 - ジュダルもいいとこあるね…早く続き書いて下さい (2014年3月22日 7時) (レス) id: 95e268b3de (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 更新すっごく楽しみです (2014年3月21日 22時) (レス) id: 70906eb726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そうせん | 作成日時:2014年3月20日 19時