私の許嫁は赤毛のあの人【練紅炎】 (ページ22)

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ｔｈｅシンドリア王国ページ22

貴方｢うぇぇぇぇえええええ…｣

絶賛船酔い中☆

涙目になりながら必死に船にしがみつくA

アラ｢大丈夫かい?Aお姉さん｣
貴方｢ダメかもしれない…｣
アリ｢あ、あの…｣

気まずそうに出てきたのはあの時会った怪傑アリババ君

貴方｢怪傑アリババ君ですね、君は｣
アリ｢あ、えっと…はい。あの………すみませんでしたっ!!!!!｣

アリババはごんっと床に頭をぶつけながら土下座した

貴方｢え?｣
アリ｢アラジンから聞きました!貴方はあの倭国の皇女だと…｣

"無礼なことをしてしまいすみませんでした!!!!!"と床にオデコを擦り付ける

貴方｢あ、頭あげて!?そんな頭痛くなっちゃうよ!!｣
モル｢アリババさん…｣
シン｢ん?なんだい、このなんとも言えない状況｣

シンドバッドに事情を話す

シン｢あぁ。なるほどね…アリババ君、そんなにやるとAも困っているよ?｣
アリ｢で、でもっ｣
貴方｢もう終わったことでしょ?｣

"だからもう気にしないで"と笑っていうとアリババも納得して土下座をやめた

ジャ｢見えてきましたね｣
貴方｢あれが…シンドリア…｣

視線の先にあるのは小さな島国シンドリア

シン｢さぁ帰国だな｣
ジャ｢そうですね｣
マス｢ッス｣

ーinシンドリアー

シンドリアはとても賑やかな国だ

＼王のおかえりー!!!!!／
貴方｢ぶふっ｣

思わず吹き出したA

お、王のおかえりーとか何wwwwwwジュダルこれ聞いたら爆笑するよwww

シン｢はぁー…やっぱ我が家は落ち着くな!!｣
マス｢まぁ、確かにそうっすね｣

マスルールは相変わらずの表情で答える

シン｢じゃあ俺は行くぞ｣
貴方｢?どこへ?｣
シン｢煌帝国にな。このバルバットのことを交渉しに行かねばならん｣

煌帝国!?!?!?!?

貴方｢私も行かせてくださいシンドバッド王!!!!!｣
シン｢!?それはダメだ、出来ないよ｣
貴方｢なぜ!?!?!?!?｣
シン｢煌帝国は危険だ。今とても力をつけているし、迷宮攻略者が５人もいるんだ｣

皆知人だって!!!!!

シン｢どんなに頼んでも君を連れていくことはできないよ、A姫｣
貴方｢…どんなに頼んでも無駄なのですね?｣
シン｢ああ｣

"わかりました"と言ってAはトボトボと歩き始めた

貴方｢…はぁ｣

やっと帰れると思ったのにな…

貴方｢アラジン…?｣
アラ｢え?あ、やぁAお姉さん!｣