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昔のお話2 ページ3

父「困らせてしまったようだね。私の国では女子も男子も正座をして互を尊敬し合うのさ」

"だから今のは我が国の礼儀なんだ"と教えた

貴方「あの…私何か間違ったことをしましたか?父様」
父「いやお前は何も間違ってないさ。ただ国の違いだよ」

よくわからなかったがひとまずそういうことにしておこう

父「A、俺はこれから紅徳と話をしなきゃならないからお前は紅炎君たちと遊んでなさい」

いや父様…遊ぶ歳でもないのですが…まぁいいや

貴方「はい父様」

そんなことを思っていてもいつも遊んでしまうのがAであった

場所は中庭

「「「「「…………………」」」」」

なにこの無言の時間…辛いんだけど…ていうか男四人対女一人って嘘でしょ…

貴方「ん?鳥…」

Aたちの上では鳥が優雅に飛んでいた

紅覇「鳥とか好きなのぉ?A姉は」
貴方「A姉?」
紅覇「うん。僕より年上だからねぇ」

ニコッと笑う紅覇 不覚にも可愛いと思ってしまう

貴方「えぇ。好きですよ」

鳥はいつでもどこでも自由に羽ばたける…何処にでも行ける

貴方「カゴの中の私たちとは違う」

目を伏せるA

紅炎「…お前は外を羽ばたきたいのか?」
貴方「いいえ、といえば、嘘ですよ?でも今の暮らしにも満足してます」

父様と母様がいて、同じエスパーがいて…

ジュ「だったら飛べばいいじゃねーか」
貴方「え?」
ジュ「…ほらよ」

ジュダルは手を出した

ジュ「俺マギだし…魔道士みたいなもんだから空飛べんだよ」

ジュダルは照れくさそうに頬をポリポリとかく

紅明「一度鳥の気分を味合うもの悪くありませんよ?案外」
紅覇「A姉いいなぁ」
紅炎「今度俺らも行ってみるのもいいかもな」

"ほら"とさらに手を出す

貴方「ならみんなで空へ行きましょう?」
紅明「いや流石にこの人数を運ぶのは無理でしょう…」
ジュ「俺でも流石に無理」

真顔で言い切る

貴方「いいえ。出来ますよ!ほらっ!!!!」

Aはサイコキネシスを、使ってみんなを空へ浮かせた

全「っ!?!?!?」
紅炎「なんだ?この力は…」
紅覇「うわー!!!ちょっ、バランス取れないよっ」
紅明「うわわわっ」
ジュ「はははっ!!!!」

それぞれ個性的なリアクションを取る

貴方「ほら、こうすれば自分も鳥になった気分になれるでしょう?」
全「!!!////」

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白桜 - ジュダルもいいとこあるね…早く続き書いて下さい (2014年3月22日 7時) (レス) id: 95e268b3de (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 更新すっごく楽しみです (2014年3月21日 22時) (レス) id: 70906eb726 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そうせん | 作成日時:2014年3月20日 19時

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