もう十年くらい ページ4
貴方「また…みんなと一緒に入れるなんて本当に…夢みたい」
風間「夢ではない」
微笑みながら言う風間は幸せそうだった
貴方「でも昔みたいに常には一緒に入れませんよ?私は仕事ありますしね」
風間「いつなら大丈夫なのだ?」
"うーん"と悩む
貴方「分かりませんね。わたし達の本拠地はイタリアなんでそうそうこっちには来れません」
天霧「ですよね。任務などで日本に来た時くらいですかね」
そんなに会えないのかー…寂しいな
貴方「じゃああと長い休みでもあったらくるよ!…ほとんど無いけど」
本当暗殺者は多忙な日々だ
風間「我らも長期の休みに入ったら行こう」
不知火「確かにそっちの方が早いかもな」
千景様たちがイタリアに来るのか…ん?
貴方「一応聞こう。何処に泊まるの?ホテルだよね?」
聞いている側からすると質問をするというよりもそっちに行ってくれという願いにしか聞こえない
天霧「そっちでもいいんですが…」
風間「Aたちのところで泊まらせてもらうに決まっておろう」
んなところでドヤ顔するなぁぁぁぁあ!!!!!!!
ちょっと…いやめっちゃムカついたAだった
貴方「でもそうなるとは思ってましたよ…」
不知火「やっぱな…」
そこは避けては通れぬ道←
貴方「でもそれずっっっごく難しいです」
なぜ?と聞く3人
貴方「私たちが暗殺部隊なのは知ってますよね?てか覚えてますよね?」
不知火「もちろん」
Aは話を続ける
貴方「ヴァリアーって城なんです」
天霧「…それがなにか害でも?」
貴方「そこに住み込みなんですよ」
その瞬間風間の身にまとう空気が一気に冷たくなった
住み込み…だと?それは…
風間「あのベルフェゴールとか言う奴やあの銀髪たちと共に暮らしているのか?」
貴方「はい。もう10年くらいになりますかね」
28人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゲット - めちゃくちゃおもろかった。はよ、続き読みたいわ〜♪ (2014年4月22日 7時) (レス) id: fc94b78614 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - とても面白かったです。早く続きが読みたいです。 (2014年3月30日 7時) (レス) id: 342c89bca3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そうせん | 作成日時:2014年1月22日 20時