なんで… ページ3
貴方｢なんで…そんなこと言うんですかっ!｣
私はまたあなたに甘えてしまう…あなたのぬくもりをずっと忘れられない私がいるのを千景様は知らないでしょ?
貴方｢うっ…ふぇ…｣
風間｢目を擦るな。腫れるぞ｣
貴方｢千景様っ｣
ギューっとこれでもか、というくらい強く抱きつく
風間｢…A｣
貴方｢私がまた千景様を愛することは許させるのですか?こんなに穢れたわたしでも…貴方を愛することを許してくれますか?｣
弱々しい声でAは問う
A…お前はそんなことを悩んでいたのか?
風間｢許す。例え周りのやつが許さぬと言っても、オレも天霧も不知火は許す｣
安心させるように優しいトーンで言う
貴方｢私は貴方を…愛してます｣
昔と変わらず…
風間｢そう早く言えばいいものを…｣
貴方｢ふふっ｣
二人は笑い合う とても幸せそうだ
貴方｢でも念の為に聞かせてください｣
風間｢?何をだ?｣
貴方｢千景様はどんな私でも…受け入れてくれますか?｣
風間はその問いに"愚問だな"と言った
風間｢当たり前だろう。五百年前に永久を誓った時と同じだ｣
俺は永遠にお前を愛する…どんな形でも…
貴方｢…優しいんですよ千景様は｣
風間｢お前だけにはな｣
貴方｢私限定なんて嬉しいですね｣
やはりここは仲睦まじい…
天霧｢おや。ここにいましたか｣
不知火｢Aもいんじゃねぇか｣
貴方｢天霧に不知火｣
天霧｢こんにちは。風間探しましたよ｣
"外に行くなら一言行ってください"と注意されてしまった
風間｢ふんっ｣
貴方｢…そういうところは変わってないのね｣
風間｢早々変われるものではない｣
いやそんなドヤ顔で言わなくても…
相変わらずな風間を見て笑みがこぼれる
不知火｢…うまく行ったみたいだな｣
風間｢あぁ｣
天霧｢ならばまた皆一緒ですね｣
天霧は本当に嬉しそうに言う それがAにとってとても嬉しかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゲット - めちゃくちゃおもろかった。はよ、続き読みたいわ〜♪ (2014年4月22日 7時) (
レス) id: fc94b78614 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - とても面白かったです。早く続きが読みたいです。 (2014年3月30日 7時) (レス) id: 342c89bca3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そうせん
| 作成日時：2014年1月22日 20時
