千景様… ページ2
Aが向かったのは…
貴方｢千景様…｣
風間の元だった 風間は優しく微笑んでAを見た
風間｢来ると思っていた｣
貴方｢…千景様…私｣
風間｢A｣
言うな、というようにAの言葉を遮った
風間｢俺がなぜここにお前を呼んだか分かるな｣
貴方｢でも私はその答えを出す事は出来ません。私は今の千景様たちとは…｣
風間｢知らぬ｣
目を伏せ認めないと言っているようだ
風間｢今のAなど、昔とさして変わらん｣
貴方｢違う…それは違いますよ。私は昔と変わった!人を殺せば快感さえも感じるやつになってしまった!!!｣
もう昔みたいに純粋には生きれないの!!私はっ…
風間｢俺はお前にそんなものは求めてなどいない｣
貴方｢は?｣
風間｢今どうせ純粋には生きれないなどと考えたのだろう?｣
図星で言葉が詰まった
風間｢そんなものはいらぬ。純粋さなどはな｣
などは…?
風間｢欲しいものは昔と変わらぬ、お前自身だ｣
貴方｢っ!!!!!｣
風間｢そばにいればそれで良い｣
風間はAの小さな体を抱きしめる Aもそれを拒もうとはしない
貴方｢だめ…ダメなんです私はっ…私はっ｣
こんな汚れた体でまた千景様を愛そうとしてるなんて自分が許せない!!!千景様は今綺麗なんだっ
風間｢否は認めぬ。ただ肯けばいいのだ｣
貴方｢出来ませんよ千景さ…んっ!?｣
突然風間はAにキスをする 恥じらいで顔が真っ赤になった
貴方｢なななななっ!?!?!?////｣
風間｢愛してる。ずっと…お前は俺を愛してくれるか?昔のように｣
今にも消えそうな声で言う こんな弱々しい声は初めて聞いた
貴方｢千景様…?｣
どうかしたの?いつものあなたらしくない…
風間｢…確かに今のお前は昔とは違う。昔はいつも俺の傍で笑っていた｣
だが今は違う…
風間｢昔より背負うものが多くなった｣
貴方｢!!｣
風間｢今は俺は何も背負うものはほぼない。だからその背負うものを俺にも背負わせてくれ｣
その眼差しは昔と同じ愛に満ちたものだった
貴方｢千景っ…様…｣
Aの目からはポロリ、と涙が落ちる
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ゲット - めちゃくちゃおもろかった。はよ、続き読みたいわ〜♪ (2014年4月22日 7時) (
レス) id: fc94b78614 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - とても面白かったです。早く続きが読みたいです。 (2014年3月30日 7時) (レス) id: 342c89bca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうせん
| 作成日時：2014年1月22日 20時
