110転校生 ページ10
原田「あー、またなんだが今日は転校生がいる」
「マジでー?」
「また女子とか!?」
淡い期待を寄せてみる
原田「あいにくむさ苦しい男だ」
「…」
そんな希望を粉々に打ち砕く
貴方「…」
おいおいおい…待ってよ。ベルこのクラス!?誰だよそれ決めたの!なんでここに転校生集めてんだよボケ!!!!
原田「入ってこい」
ベル「入ってきてくださいだろ」
原田「はあ?」
思わぬ発言をされ原田はベルを見る
ベル「しししっ俺はベルフェゴール。ベルって呼んでいいのは今んとこA達だけだから」
「はぁ?」
クラス全員も原田と同じ状況になる
ベル「あ、俺王子だから」
一恵「…あのおバカ」
ベル「…」シュンッ
一恵の机に何かが刺さる
一恵「…へ?」
それは紛れもなくシャーペンだった
…シャーペンって…刺さるもの?指とかには頑張ったら行くと思うけど…机に?刺さるもの?
顔か引き攣っている
ベル「一恵ぇー…?お前俺にそんなこと言えふほど身分高いの?」
"クイーンがいうならまだしも"などと言っているがA本人も顔か引き攣っている
一恵「…ごめん。これボスにちくるわ」
ベル「え?死にたい?」
一恵「お前の耳はなんなんだよ!?飾りかこら!!!!」
ベルは知らんぷりで口笛を余裕で吹いている
貴方「諦めな…あいつに口で勝てるのは私だけだ」
千加「ボスは何も言わなくても勝てるけどね」
一恵「いやボスには誰も挑まないよ…」
そうベルに口で勝てるのはAだけなのだ あとはみんなムカついて手を出してしまうのだ 特にスクアーロ
原田「席はあそこだ」
ベル「ししっりょーかい」
その後は何こともなく終わったが、休み時間に入ると恒例質問タイムに入った
「なぁなぁお前本当に王子なのか?」
「中二とかじゃなくて?」
ベル「…殺されたいなら殺されたいって言えよ。すぐ殺してやるから」
だいぶ目が据わっている
「つかAさんとかと知り合い?」
ベル「クイーン?当たり前じゃん。俺とクイーンたちは家族みてぇなもんだし」
その発言にまわりの奴らは"はぁぁぁぁぁあ!?"と声を上げる
千加「…あながち間違えでもないけどね」
貴方「まぁ…うん」
ベルにいっていた視線が今度はAたちに向かう
「何なに!?」
「従兄弟とかそういうやつ!?」
「「「どういうやつだよ」」」
鋭いツッコミをいれる
「つかなんでクイーン?」
「女王…だよな」
「なんでなんで!?」←
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作者名:そうせん | 作成日時:2014年1月2日 22時