私の許嫁は赤毛のあの人５【練紅炎】

発動 ページ21

Aと里夏とティースはまた広場へ戻る

ティ｢･･･エンプレス｣

貴女｢ん？｣

ティ｢俺の夢、叶えてくれてありがとうな｣

急になんだ、とAは間抜けな顔になる

ティ｢エスパーだけの国、それが俺の夢だった。今この倭国がそうだろ？｣

貴女｢なんかあんたにそんなこと言われるとむずがゆいわ｣

里夏｢てか柄じゃ無さすぎて面白いわ｣

ティ｢･･･もうぜってぇ言わねぇかんな!!!!!!!!｣

腕を組んでご立腹のティースさん

貴女｢クスッ｣

わたしの国、倭国

エスパーだけを集め、暮らす国

攻撃が自慢な国の軍だってここを攻撃することはできない

それよか、エスパー以外にここを見つけることはできない

なぜならこの国は《幻の国》と呼ばれるから

なぜ幻の国なのかというと

ヒュプノ(幻覚)で隠しているからだ

孤高の島国

国民の力を借りて島を移動させる

それ故の幻の国でもある

｢エンプレス！準備が整いました!!!!!!｣

貴女｢里夏｣

里夏｢はい｣

Aは里夏に一言だけ言った

里夏｢発動!!!!!!!!｣

そう言えばエスパーたちは力を発動させ、島を移動させるのだった

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