いっそのこと死んで ページ30
シン｢…こんなことがあったなんてな｣
考えもしなかった
貴方｢これだけじゃない。主は他にもたくさんの闇を抱えている…それに誰も気づかずずっとお一人で戦っていた｣
里夏｢一番傍にいた私が気づいてればっ｣
Aはこんなにも辛くて悲しい思いをせずに幸せに笑っていたのだろうか
紅炎｢里夏のせいではない。気に病むな｣
里夏｢でも紅炎様｣
紅炎｢いい。…結局はその…その未来は変えられるのか?｣
紅炎としてはとても気になるところだ
なぜ自分がAを殺せねばならない
紅炎はAなど殺したくない
だがそれはその未来の紅炎もきっと殺したくなどなかったはずだ
里夏｢わからない。それはそのときになってみたいと…でも少しは支障が出ると思う｣
"なぜ?"と皆は聞く
里夏｢だってこの未来を起こす本人たちがこの未来を知ってしまったんだから少しは支障が出ないわけがないでしょ?｣
確かにそれはそうだ
紅明｢ならば私たちはこんな誰も望まない未来を変えないと行けませんね｣
そう言って紅明は笑った それにつられ皆も笑顔になる
アラ｢うん!Aお姉さんが悲しむところなんて見たいくないもん!｣
アリ｢俺たちも全力で協力するぜ!な、モルジアナ!｣
モル｢はい。Aさんの為ですから｣
意気込む３人 負けじとシンドバッドたちも言う
シン｢俺たちも負けれないな。A姫のためなら俺はなんでもするぞ｣
里夏｢ならいっそのこと死んで｣
シン｢なぜ!?!?!?｣
まさかの死んでと言われてしまったシンドバッド笑
ジャ｢シンがそう仰るなら私たちもその意に答えるだけです｣
マス｢そっすね｣
なんとも頼もしい部下だ
紅炎｢この未来は何がなんでも変えるぞ｣
この手でAを殺すなど考えたくもない…なぜ俺が許嫁であるAを殺めなければならない
紅覇｢A姉殺させないしぃ｣
紅明｢なにがなんでも!意地でも変えます｣
皆Aのためならなんでもすると言う勢いだ それほどAは好かれているのだろう
里夏｢…すごいな、A様は｣
ふ、と笑う里夏はとても悲しそうだった それに気づいたジュダルは近寄る
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果凛 - 面白いです！！これからもいっぱい更新していって頑張ってください！！ (2014年5月9日 0時) (
レス) id: 370364dcf3 (このIDを非表示/違反報告)
練紅奈 - 三角関係！？更新待ってます！頑張って下さい (2014年4月29日 11時) (レス) id: 10f22ae95a (このIDを非表示/違反報告)
そうせん(プロフ) - 美音さん» ななななんですと!?!?!?なんて嬉しい言葉っ!!!!! (2014年4月26日 18時) (レス) id: d90f706512 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - めちゃくちゃ面白いですね！！私、こういう小説大好きなんですよ！！ (2014年4月26日 13時) (レス) id: 9201088669 (このIDを非表示/違反報告)
そうせん(プロフ) - プシュケさん» コメありがとう!小説読んでみるね! (2014年4月17日 22時) (レス) id: d90f706512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうせん
| 作成日時：2014年4月16日 20時
