許せない ページ26
里夏「まずこれが私とAの出会い」
ジュ「へー…知らなかったわ」
里夏「知ってたら気持ち悪いわ」
ジュ「んだとこら」
里夏「何よ」
ばちばちばち
ジャ「馬鹿みたいなバトルを広げないでください」
シン「里夏は皇族の者ではなかったんだな」
俺はてっきり皇族だと思っていたぞ
里夏「違うよ。私はただの庶民!この超能力のせいで両親に怖がられ4歳で捨てられた庶民さ」
全「!!」
4歳…で…?
マス「…質問なすけど、そんな小さいときに捨てられてどうやって生きてたんすか?」
里夏「盗みだよ」
紅覇「盗みぃ?」
"そう"と短く答えた
里夏「いやぁね、このちから盗みにはもってこいなんだよ!!!だって瞬間的にあっちこっち行けるし絶対普通の人にはわからないじゃん?」
超ニコニコしながら答えている その笑顔は心からの笑顔なのか貼り付けた笑顔なのかわからない
アリ「そんなことが…」
里夏「それでも私は幸せだった。それにね?Aは私に教えてくれたのよ…私たちエスパーはどこにでも行けるしなんにでもなれるって…」
どんなに嫌われようが構わない。私たちエスパーは選ばれたんだから…望んでなくてもこれは与えられたんだから…
里夏「どんなに辛いことがあっても…化け物って言われてもAがいれば怖くない。だってノーマルに嫌われたってAに嫌われなかったら私はそれだけでもう良かったんだもの」
Aだけが里夏の全てだった
何もない里夏にたくさんのものを与え、いろんなものを教えたのはAだったから
紅炎「それで、あとから皇居に呼ばれたということか」
紅炎は興味深そうに聞く
里夏「うん。それからはAの側近として暮らしていたの」
アラ「…じゃあもう一つお話を聞かせてくれないかい?」
里夏「うん?」
ここで出てきたのはアラジン
青い頭をひょこっと出して里夏の前に移動した
アラ「なぜこんなにも発展して、豊かだったはずの倭国は内乱なんかが起きたんだい?」
里夏「それは…」
里夏は苦い虫をかんだような表情になった
紅明「里夏?」
里夏「…ノーマル…絶対に許さないっこれも全てノーマルのせいだ」
全「…?」
彼女の感じからしてただ事ではなかったようだ 周りには白のルフも黒のルフも飛んでいた
アラ・ジュ「!!!!!」
シン「一体何があったんだい」
里夏「…内乱は10年前から起こることはわかっていたの」
全「な!?!?!?」
里夏「それを知ったのは私が皇居に来て、側近に抜擢されてからすぐだった」
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果凛 - 面白いです!!これからもいっぱい更新していって頑張ってください!! (2014年5月9日 0時) (レス) id: 370364dcf3 (このIDを非表示/違反報告)
練紅奈 - 三角関係!?更新待ってます!頑張って下さい (2014年4月29日 11時) (レス) id: 10f22ae95a (このIDを非表示/違反報告)
そうせん(プロフ) - 美音さん» ななななんですと!?!?!?なんて嬉しい言葉っ!!!!! (2014年4月26日 18時) (レス) id: d90f706512 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - めちゃくちゃ面白いですね!!私、こういう小説大好きなんですよ!! (2014年4月26日 13時) (レス) id: 9201088669 (このIDを非表示/違反報告)
そうせん(プロフ) - プシュケさん» コメありがとう!小説読んでみるね! (2014年4月17日 22時) (レス) id: d90f706512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そうせん | 作成日時:2014年4月16日 20時