私の許嫁は赤毛のあの人２【練紅炎】 (ページ9)

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考えるだけで恐ろしいページ9

まるで大きな子供だ

貴方｢…ごめんね、紅玉｣

紅玉は思いっきり戦いたかったのよね…

二人はひとまず地上へ降り立つ

アリ｢す、すごいですね｣
シン｢まぁまだ本気ではなかったけどね。アリババ君たちはもう行きなさい｣

言われたとおりにアリババや他の八人将たちも行く…ジャーファル以外

貴方｢シン、私は紅玉を寝かしに行きますね｣
マス｢手伝います｣
貴方｢!いいの?｣
マス｢っす｣

マスルールは親切にも紅玉をAの代わりに抱えてくれる

貴方｢ありがとうマスルール｣
マス｢いえ｣

紅玉を抱えたマスルール、そしてAもこの場を立ち去る

ジャ｢シン、力を明かして良かったんですか?それにあれ…どうやって止めたのですか?｣

あれを見る限りどうやって止めたのかがわからない

シン｢止めたのは俺じゃない。A姫だ｣
ジャ｢な!?｣
シン｢…まさかと思うが…もしかしてA姫はレベル７…なのか?｣

ジャーファルは"レベル７"とわからなそうに頭をかしげる

シン｢言ってなかったか?倭国の超能力のこと｣
ジャ｢いやそれは話してくれましたが…レベルのことでしょう?ですがレベル７はこの世に二人しかいない筈ですよ｣

それにこの前の内乱で高レベルエスパーはみんな死んだと聞いた

シン｢だがそれ以外考えられん｣
ジャ｢…だとすれは見方であればとても心強い。しかし敵となればひとたまりもないですよ｣

あの力が敵にあれば…

シン｢考えるだけで恐ろしいな｣

どれだけ力の誇る軍でも瞬殺であろう

ジャ｢…撲滅の女王…ですか?まさか｣
シン｢…だと考えるのが妥当どろう｣

なんて人がここにいるのだろう

シン｢…全く…俺はもっとA姫が欲しくなってしまったぞジャーファル｣
ジャ｢知りませんよそんなこと!｣

シン｢なんとしても俺のものにする…｣

ここまで誰かに執着するなんて考えてもいなかった…

ジャ｢我々も行きましょうシン｣
シン｢あぁ｣

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あれから数時間後…

紅玉｢うん…?｣
アリ｢あ、起きましたか?｣
紅玉｢…ここは…?｣
貴方｢紅玉の部屋よ。マスルールに運んでもらったの｣

窓から外を眺めていたのはA

紅玉｢Aお姉様…｣

紅玉は(´._.`)ｼｭﾝとしている相当反省しているのだろう

それから紅玉はアリババに自分の過去を話した