私の許嫁は赤毛のあの人２【練紅炎】 (ページ5)

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歓迎会後(シンドバッド) ページ5

歓迎会後…

シン｢…ふ…｣
ジャ｢何一人で笑ってんですかシン｣
シャ｢気持ち悪｣
ヤム｢ちょっとないね、それは…｣
マス｢七海の変態｣

何故か言いたい放題言われているシンドバッド

シン｢なんだよ!!｣
ジャ｢一人でニヤニヤしてるのが悪いのでしょうシン｣
シン｢…｣

ムッスー、とすねてしまった

全(めんどくさ…)
シン｢お前ら今めんどくさとか思ったろ｣
全｢いや?｣

絶対思ったなこいつら…

ジャ｢で、どうかしたんですか?｣
シン｢いや、ただな…｣
シャ｢焦らさないで早く言ってくださいよー｣

なんだかんだで気になるようだ

シン｢この俺が誰か一人の女性に惚れるなんてなって思ってな｣
全｢は…?｣
シン｢言ったのに何この反応。酷くね?｣

シンが…一人の女性に惚れた…?

ヤム｢だ、誰!?｣
ピ｢何何誰々!?｣

流石は女こんな話には異常なくらい早く食いつく

シン｢…ふっ｣
｢｢うざ…｣｣
シン｢だからなんでそんな扱いなわけ?｣

やっぱり不満なものは不満

マス｢興味ないっす｣
シャ｢興味はあるけど眠いから寝るわ。んじゃ、おやすみー｣

マスルールとシャルルカンはまず退室ヤムライハとピスティも二人を追うように退室する部屋にはジャーファルとシンドバッドだけ

ジャ｢…シン。さっきの話は本当ですか?｣
シン｢あぁ。結構マジ｣

ジャーファルは片付ける手を止めシンドバッドに向き直る

ジャ｢私には教えてもらえませんか?シンの惚れた方を｣
シン｢どーせわかってんだろ?…A姫だよ｣
ジャ｢そうですか｣

やはり予想はしていたようだ

ジャ｢惚れるのはいいですが、どうするんですか?｣
シン｢娶りたいな｣
ジャ｢え…｣

がっしゃーん!!!

シン｢ジャーファル!?｣

動揺のあまり皿を落とした

ジャ｢はっ、す、すみません!…それは…本気で言ってるんですか｣
シン｢今の目、嘘を言ってるように見えるか?｣

答えはＮＯ

ジャ｢わかりました。あなたの好きにしてください｣
シン｢ありがとう。ジャーファル｣

そしてシンドバッドも寝床へつくのだった