私の許嫁は赤毛のあの人２【練紅炎】

それは貴方 ページ12

そしてAの目をしっかりと見て言う

シン｢それは、貴方ですよ。A姫…｣

シンドバッドは視線をそらさず言う 思いの強さが伝わってくる

貴方｢え…………?｣

Aは一瞬なんと言われたのかわからず声を漏らす

シン｢…私…いや、俺はあなたを好いている｣

"俺の妃になってはくれないだろうか"

顔にすごい勢いで熱が集まる

いっ、一体何を!?!?!?!?/////

貴方｢あっえとっ、そのっ////｣

Aはどうしたらいいのかわからずあたふたと焦る

シン｢A姫は俺がお嫌いか?｣

ぐっ、とAを抱き寄せる

貴方｢あっ…////｣

だ、だめ…シンの流れに持っていかれるわ…なにか言わないと…

そんなことを思っててもうまく言葉が出てこない

シン｢教えていただきたいです。この可愛らしい唇で…なんならこの唇を塞いでみましょうか…?｣

色っぽく唇をなぞり微笑むシンドバッド

貴方｢だっ…ダメです!!/////｣

ぎゅんっ

Aはサイコキネシスを使ってシンドバッドと距離をとった

男と女では力の差があるからサイコキネシスを使ったのだ

シン｢…何がダメなのですか?｣
貴方｢あ、あなたは私のことをよく知らないですし、私もシンのことをよく知らないです!////｣

そんな曖昧な関係なのにそんな内密な関係にはなれない…

シン｢ならばこれから知れば問題はないでしょう?｣
貴方｢でででてもだめなの!!!////｣

このことを紅炎に知られればお互い大変な事になりかけないわ!なにより私には紅炎もいるし…

貴方｢えっ…えっと…ひとまずこのことはまだ今度…し、失礼します…////｣

Aは逃げるように部屋を出る すると部屋の物陰から誰かが出てくる

ジャ｢見事に逃げられましたね、シン｣
シン｢照れ隠しだろう?｣

シンドバッドは出てきたジャーファルに話しかける

シン｢だが…脈アリっぽいな｣

"それだけでも収穫だな"と笑う

ジャ｢ま、頑張ってくださいね｣

この国のため、貴方の為…

シン｢明日から楽しみだな…煌帝国以外｣

ここは抜かしてはならない

ジャ｢そうですね｣

果たしてシンドバッドの恋は!?←



あれ、これ紅炎の夢小説…(・∀・；)

煌帝国皇子→←来る気満々

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