82 なんでっ… ページ2
「「…si」」
千加たちは跪き、Aに言う
貴方「…あいつのファミリーは皆殺しだ。必ずね」
千加「了解しました」
一恵「女子供は?」
貴方「構わん。殺せ」
その言葉に土方たちは目を見開き驚く
土方「おいっ!!!それはねぇだろ!?」
いくらなんでも女子供は逃がしてやれよっ
貴方「マフィアの世界は甘くないんだよ土方さん。戦争と同じ、躊躇ったら自分が死ぬんだよ」
そう言われるとなにも言い返せなくなった
一恵「…私達みたいに恨みに生きた子供達を増やしたくないしね」
貴方「もう私たちは昔とは違うのよ。わかって」
ぎゅっ…と拳を握り締めることしかできなかった
沖田「そんなこと言ってるけど…すごく辛そうに見えるよ?」
「「「っ」」」
千加「だからなんですか?辛いとダメなの?わたし達だって今は感情だってあるの!!!」
昔とは違う…ちゃんとあるよ、感情
貴方「でもこれは生まれた時から決まってた事だからね。裏に生まれた子どたちの定めってやつ」
決して逃げることのできないこと マフィアの子として生まれてしまえばマフィアになるとこは防げない
貴方「じゃあもう帰るね。明日の準備しないと」
原田「おいおいおい…学校はどうすんだよ」
一恵「早退ってことで」
てへ☆とふざけてみる
土方「お前らは学生なんだから本業は勉強」
いいえ…といってゆっくり振り返る
「「「私の本業は暗殺者ですよ」」」
そして静かに部屋を出るのだった 土方たちはただ呆然と立ち尽くす
沖田「ねぇ土方さん」
土方「なんだ」
沖田「あの子達はいつの時代もなんで大きなものを背負わないといけないんですか」
苦い虫をかんだように顔をゆがめる
沖田「なんでいつもあの子達ばっかが苦しまないといけないんですか!!!!!!」
何もできない自分が腹立たしい!!!なんでよ!!なんで僕は何もしてあげられないの!?なんでこんなにも無力なんだ!!!
原田「総司…」
風間「そう思っているのは貴様だけではない」
沖田「っ…」
この場にいるだれもが思っていることだ
風間「…いくぞ」
心残りがあるものの皆は自分のいるべきところへ戻った
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そうせん(プロフ) - 撫子^^さん» ありがとうございます!頑張るのでこれからもよろしくお願いします (2013年12月26日 17時) (レス) id: a5d173ccf1 (このIDを非表示/違反報告)
撫子^^ - 続きが早く観たいです!^^とても面白いです。この小説を見ると吹き出したりシーンとなったりで楽しいです!^^w (2013年12月26日 16時) (レス) id: a39f8fa092 (このIDを非表示/違反報告)
李紅(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新ファイトです! (2013年12月23日 21時) (レス) id: 40b38d7974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そうせん | 作成日時:2013年12月23日 19時