検索窓
今日:1 hit、昨日:18 hit、合計:13,086 hit

82 なんでっ… ページ2

「「…si」」

千加たちは跪き、Aに言う

貴方「…あいつのファミリーは皆殺しだ。必ずね」
千加「了解しました」
一恵「女子供は?」
貴方「構わん。殺せ」

その言葉に土方たちは目を見開き驚く

土方「おいっ!!!それはねぇだろ!?」

いくらなんでも女子供は逃がしてやれよっ

貴方「マフィアの世界は甘くないんだよ土方さん。戦争と同じ、躊躇ったら自分が死ぬんだよ」

そう言われるとなにも言い返せなくなった

一恵「…私達みたいに恨みに生きた子供達を増やしたくないしね」
貴方「もう私たちは昔とは違うのよ。わかって」

ぎゅっ…と拳を握り締めることしかできなかった

沖田「そんなこと言ってるけど…すごく辛そうに見えるよ?」
「「「っ」」」
千加「だからなんですか?辛いとダメなの?わたし達だって今は感情だってあるの!!!」

昔とは違う…ちゃんとあるよ、感情

貴方「でもこれは生まれた時から決まってた事だからね。裏に生まれた子どたちの定めってやつ」

決して逃げることのできないこと マフィアの子として生まれてしまえばマフィアになるとこは防げない

貴方「じゃあもう帰るね。明日の準備しないと」
原田「おいおいおい…学校はどうすんだよ」
一恵「早退ってことで」

てへ☆とふざけてみる

土方「お前らは学生なんだから本業は勉強」

いいえ…といってゆっくり振り返る

「「「私の本業は暗殺者ですよ」」」

そして静かに部屋を出るのだった 土方たちはただ呆然と立ち尽くす

沖田「ねぇ土方さん」
土方「なんだ」
沖田「あの子達はいつの時代もなんで大きなものを背負わないといけないんですか」

苦い虫をかんだように顔をゆがめる

沖田「なんでいつもあの子達ばっかが苦しまないといけないんですか!!!!!!」

何もできない自分が腹立たしい!!!なんでよ!!なんで僕は何もしてあげられないの!?なんでこんなにも無力なんだ!!!

原田「総司…」
風間「そう思っているのは貴様だけではない」
沖田「っ…」

この場にいるだれもが思っていることだ

風間「…いくぞ」

心残りがあるものの皆は自分のいるべきところへ戻った

83 腹立つわー→←81 皆のせいじゃない



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 風間千景 , そうせん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

そうせん(プロフ) - 撫子^^さん» ありがとうございます!頑張るのでこれからもよろしくお願いします (2013年12月26日 17時) (レス) id: a5d173ccf1 (このIDを非表示/違反報告)
撫子^^ - 続きが早く観たいです!^^とても面白いです。この小説を見ると吹き出したりシーンとなったりで楽しいです!^^w (2013年12月26日 16時) (レス) id: a39f8fa092 (このIDを非表示/違反報告)
李紅(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新ファイトです! (2013年12月23日 21時) (レス) id: 40b38d7974 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:そうせん | 作成日時:2013年12月23日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。