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「おじいちゃん可哀想やからやめてたって！？
あと私が来たからには…あれ？あの男は？」
私はゆっくりとぬらりひょんの顔から手をどける
「おお？あー…いや別に…
何もないよ。うむ、奴は去っていったよ」
「ホウ」
「のうA！」
話を振られた瞬間、ボロボロにされたビルの角のところがゆっくりとメシャァァァ、ベキベキベギィと崩れていく
「ふむ。特に何もなかったぞ転校生」
「ええええええええありえへん！！
何も無かったとはとても思えん！！
いくらなんでも分かるでー」
「いやいや待て待て！！」
「私たちは隠れていたのだ。
私たちを見つけられなかった奴は八つ当たりをするだけして消えたのだ」
「そう！その通りじゃ！」
ナイスフォロー！と言いたげに親指立ててくるぬらりひょん
お前隠すつもりあるのか？？
「くそ…逃がしたか。
もう…とことん自分のダメさが嫌になるわ。
もう嫌いや！！弱い自分！」
「いやいや助かったよ。
お嬢ちゃんがいなきゃーワシャ死んどった」
「ホンマ！？ホンマにそう思うん！？」
「うむ…」
「ケガとかない！？病気になってへん！？」
「う、うむ…」
転校生のあまりの勢いにぬらりひょんが押されてる
なかなか面白い図である
「よかった。
おじいちゃんみたいなええ人を……妖怪から守れて」
「………………………アンタこそいい陰陽師になるぞい」
その後、私は元の姿に一瞬で戻ったぬらりひょんに抱えられ転校生に挨拶もせぬまま元の公園に戻った
納豆小僧の回収か
「ああ〜総大将！！
ご…ごご無事でしたか〜〜！！奥方も！良かった！！」
「納豆、Aを家に送るぞ」
「はい！とにかく、早く帰りましょ」
「ワシャ帰らんぞ」
「え？」
「しばらく戻らんからそう伝えとけ。
それとも納豆…お前ついてくるか？」
納豆の驚きの声が公園に響き渡る
「Aも行くか？」
「馬鹿者。私は学校がある。行けるわけがなかろうて」
「………真面目じゃのう」
「お前がいい加減すぎるのだ」
そのままぬらりひょんは私の腰に腕を回したまま、私をちゃんと家に送り届けたのだった
(そういえば、狒々は無事なんだな？)
(ああ。お前さんの蛇のおかげじゃ)
(ならば良かった)
(デカい怪我はそれでほぼ治ったがそれでも怪我人には変わらんからの)
(油断していたとはいえ自分をああした奴らが許せんと暴れかねないのだな)
(察しが早くて助かるわい)
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江(プロフ) - printemps(プランタン)さん» そうなんです。一応最強設定ではありますので…^^; (2020年5月21日 15時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - しろくまさん» ご期待に添えたようでよかったです(*^^*) (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - もう知ってるけど、夢主最強説 (2020年5月17日 10時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま - 更新ありがとうございます！わぁ(*´▽`*)リクにお応えして下さりありがとうございます！めちゃくちゃ面白かったです笑 鴆様流石ですし、狒々のなんとも言えない子供感がたまらなかったです！楽しみに待ってます！更新頑張ってください！ (2020年5月16日 20時) (レス) id: 4a9ec96a98 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 木乃伊さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月16日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年3月21日 20時
