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帰ろうとしたが、カナに一緒行こうと頭がもげる勢いで下げられ結局来てしまった清継宅



「はぁ…すげぇ…ここ…清継くんち?」

「ふふふ…僕のプライベート資料室さ…」

「超成金じゃないすか…」

「口をつつしみたまえ!
大学教授をしている僕の祖父が使っていた部屋をまるごとかりてるんだ。
ま…そのうち僕の資料でうめてみせるさ」

「悪趣味な家だな」

「「「「………………………」」」」



………事実を口にしただけなのになぜ黙る



に、しても



「……………リクオくん」

「へっ!?」



マフラーをしている女子と話をしていたリクオは私に話しかけられてビクリとした



「な、なに?Aちゃん!」

「その子」

「え!?」

「私は知らん。紹介してくれるか?」

「え、あ、う、うん!」



その子、どこか雪麗の面影があるな…



「この子はえーっと、僕の友人で…」

「及川つららです!」

「つらら、か」



氷に因んだ名前
そしてリクオと近い者

側近、と考えるのが妥当
となれば雪麗の縁者だろうか?



「私は桜夜 A。よろしく」

「え、ええ」



つららは微笑んだ私を見て、ほんのりと頬を赤らめた



そして本題に移る
清継くんの言う呪いものは日本人形だった
確かに雰囲気はすごくある

清継くんはとりあえず日記を音読することにした



「2月22日…引越しまであと7日。
昨日これを機に祖母からもらった日本人形をすてることにした。
といっても機会をうかがってはいたがなかなか捨てられなかっただけで、雨がふっていたが思い切って捨てた…」



ふと人形へ視線をやると手の位置が変わり、その目から血のような黒いものが目から流れていた



「すると今日なぜか捨てたはずの人形がげんかんにあいてあり目から血のような黒っぽい…」



人形の変化に気づいたリクオは何を思ったのか、人形にタックルを決める



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mikitty(プロフ) - 更新されていて、とても嬉しくてニヤニヤしちゃいました… (2020年3月16日 15時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - とても面白く続きが気になるので更新頑張ってください! (2020年3月16日 10時) (レス) id: 8c7b14ea8f (このIDを非表示/違反報告)
透騎(プロフ) - ワクワクドキドキしすぎて更新が待ち遠しいです!今回も面白かったです! (2020年3月16日 7時) (レス) id: 77908472ca (このIDを非表示/違反報告)
あかがみ(プロフ) - 早速読みました!続きが気になっていたので更新してくれて嬉しいです!次回も頑張ってください! (2020年3月16日 0時) (レス) id: 55e841535d (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好きwoman - とっっても面白いので早く続きが読みたいです!更新頑張って下さい! (2020年3月14日 3時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年1月11日 19時

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