モブで居ないと悪女になりますよ？【黒バス】

7話 ページ8

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本当なんなのこの女……


今までのミーハー達はここまで近寄ってこなかったのに



「そう言えばA、 まだ皆の名前知らないよね？ ほら、 皆自己紹介して！」



はあ？ さつき何言ってるの？


ほんとありえないわ


「そう思えばそうだな。


俺の名前は赤司征十郎だ。 よろしく本城」


「よろしくお願いします。赤司くん」



ほんとさつき空気読んでよ。


最悪、

「じゃあ、 次は俺っスね。
俺の名前は黄瀬涼太っスよろしくAっち」


どう言うこと……涼太が「〜っち」って言うなんて

この私でも時間掛かったのよ！？

怒りが溢れてき、 誰にもバレないように拳を握りしめた


「そのAっちって言うのやめてください。 普通に本城でいいです」


あら？ 結構賢いじゃない

「いいじゃないっスかAっちのことは信頼してるんっスよ？」


「……わかりました。 黄瀬くん」


自己紹介は涼太以外どうでもいいって感じだった。

まあ、 そりゃあこんな女どうでもいいわよね




けどね、 貴方はテツのこと見えていないでしょ？



「あの……そこの水色頭君の名前は？」


反射的に皆、 本城さんの方を振り向いた


テツが見えるなんて……この女、 なかなか厄介だわ


「黒子テツヤです。よろしくお願いします」


テツは自然と本城さんに微笑んでいた



「はい、黒子君よろしくお願いします」


こうなれば早く手をうたないと……

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